2008年9月29日

第5回JB-POT受験記

Clip to Evernote はてなブックマーク - 第5回JB-POT受験記

永竜澪紗恭 先生よりいただきました。

第5回JB-POT受験記です。

------------------------------
私と同じくリベンジ常連者はどのくらいいるのだろうか.あまりいなさそうだ.
来年は更新者が大挙して受験するだろうから気分的には今回クリアしたいが..
ビデオ30題45問,昼食休憩60分,筆記120分80問.
今回から1人1台モニターが配置されました.斜めからみるよりやはり快適ですね.さて,ビデオ問題で今さらながら確信したのは,答えを選ぶのに時間がかかったときは次の問題にずれこまないことです.以降の問題で早く解き終わったときに戻って答えを選ぶのが良いです.そうでないと設問がじゅうぶんに読めないままビデオが流れると着眼点がしぼれません.ビデオが流れる前に設問から想像されるビデオ画像を予想イラストしてみるのも結構良い作戦かも.昼の弁当は少なくて近くのコンビニでホット飲料と肉まんを足しました.午後の筆記では,基礎で時間をくわないように.原理に詳しい成書を相当読み込んで理解を深めておかないとスラスラとは解けないのだと想像します.臨床問題では,心筋症と心膜炎に対する吸気の影響,収縮能と拡張能を規定するファクター,右室の容量負荷と圧負荷について,理解を深める必要を感じました.今回も筆記が難しかった.ビデオで75ポイント,筆記で45ポイント,総合60%でギリギリクリアしたいがきびしいね.
-------------------ここまで、、転載

「管理人コメント」
たしか、第4回までは、弁当は出なかったはずだが問題数が増えて、試験時間が長くなったため今年から弁当が出たのだろうか?
ここのところビデオ問題は比較的、得点源になるが筆記は、難しくて重箱の隅問題がおおくて足を引っ張るようである。試験委員の中には、問題を易しくしようとして選択枝の文章を長くしすぎて、かえって難しくなっている場合もあるようだ。今年はいかがだったのだろうか。長い文章の選択枝と短い選択枝のどちらが難しかっただろうか。

第5回JB-POT受験記

Clip to Evernote はてなブックマーク - 第5回JB-POT受験記

永竜澪紗恭 先生よりいただきました。

第5回JB-POT受験記です。

------------------------------
私と同じくリベンジ常連者はどのくらいいるのだろうか.あまりいなさそうだ.
来年は更新者が大挙して受験するだろうから気分的には今回クリアしたいが..
ビデオ30題45問,昼食休憩60分,筆記120分80問.
今回から1人1台モニターが配置されました.斜めからみるよりやはり快適ですね.さて,ビデオ問題で今さらながら確信したのは,答えを選ぶのに時間がかかったときは次の問題にずれこまないことです.以降の問題で早く解き終わったときに戻って答えを選ぶのが良いです.そうでないと設問がじゅうぶんに読めないままビデオが流れると着眼点がしぼれません.ビデオが流れる前に設問から想像されるビデオ画像を予想イラストしてみるのも結構良い作戦かも.昼の弁当は少なくて近くのコンビニでホット飲料と肉まんを足しました.午後の筆記では,基礎で時間をくわないように.原理に詳しい成書を相当読み込んで理解を深めておかないとスラスラとは解けないのだと想像します.臨床問題では,心筋症と心膜炎に対する吸気の影響,収縮能と拡張能を規定するファクター,右室の容量負荷と圧負荷について,理解を深める必要を感じました.今回も筆記が難しかった.ビデオで75ポイント,筆記で45ポイント,総合60%でギリギリクリアしたいがきびしいね.
-------------------ここまで、、転載

過去のJB-POT受験記など(msanuki.orgからのリンク)
管理人は2年前にJB-POTに合格したのですが、有効期限は5年、あと3年後までには再受験しなければなりません。今、過去の受験記を読み返してみると、、いろいろ思い出します。
特に、合格通知が届いたのは、管理人がTIVAで手術を受けた当日でした。

■永竜澪紗恭 先生は、昔からの戦う麻酔科医の仲間です。熱い麻酔科医の仲間が全国にいることを誇りに思います。

それから、管理人の世代の麻酔科医にJB-POTを受験して欲しいです。途中でJB-POTに合格するのをあきらめた先生方、ぜひ、来年はお願いします。

40代以降の先生には
難しいものから順に
JB-POT>麻酔科専門医試験>医師国家試験
でしょうか。

20代-30代前半では
JB-POT=麻酔科専門医試験>医師国家試験
かもしれません

2008年9月26日

エコーガイド下中心静脈穿刺

Clip to Evernote はてなブックマーク - エコーガイド下中心静脈穿刺

少し前に、麻酔ディスカッションリストで問題になっていたエコーガイド下中心静脈穿刺である。電脳麻酔ブログでもちょっとディスカッションになっている。管理人の意見は、エコーガイドですれば合併症は少なくなるかもしれないが、やはりこれまで同様のトレーニングが必要であると思う。中心静脈穿刺時の感触を大事にしなければ、見ながらやっても合併症を起こす可能性はある。エコーガード下で特にリアルタイム穿刺になると、両手使いになる上にエコーの特性を知っていなければならない。針が進んでくるのがエコーで必ず見えるわけではなく周りの組織が押しつぶされるのをメルクマールにして針を進める必要がある。さらに、アーチファクトについての理解も必要である。これらを考えると、初心者がすぐにできるというものではなく、十分に中心静脈穿刺ができるようになった人たちが、さらに確率を上げる(合併症の確率を下げる)ために利用するのがよいのではないかと思う。リアルタイム穿刺でなくて、観察だけであれば誰がやっても合併症起こさない(通常は)。いずれにしろ、一人で中心静脈穿刺ができない人がエコーを使ったからと言って中心静脈穿刺ができるようになるものではない。きちんとした指導者の下で学ぶ必要があるのだ。

麻酔ディスカッションリストとは麻酔科のメーリングリストです。登録をすればディスカッションに参加できます。

続きを読む "エコーガイド下中心静脈穿刺"

2008年9月25日

SATチーム員募集中

Clip to Evernote はてなブックマーク - SATチーム員募集中

SATチーム員を大募集中である。今後の麻酔科医は、新しいものにどんどん慣れていく必要がある。「あれは、難しいからいや、これは、めんどくさいからいや」などと言っていては、新世代の麻酔科医にはなれない。そこで、どんな新しい技術やどんな新しい機器が出ても,"物怖じ(ものおじ)"しない麻酔科医を養成します。SATチームはそんなチームです。
特に、初期研修医で麻酔科に興味のある先生がた、ご応募をお持ちしています。まずは、見学にどうぞ。こちらに、見学のお申し込みをお願いします。

SATの略は何かって?以下から選んでみて。
(1)Sanuki Anesthesia Technology
(2)Super Anesthesia Training
(3)Super Anesthesiologist's Trainers
(4)Sugoi Anesthesia Teaching
(5)Sekaino Analog Technique
(6)Superior Anesthesia Technicians
(7)上記のどれでもない

続きを読む "SATチーム員募集中"

T教授の「戦略的衝動買い」

Clip to Evernote はてなブックマーク - T教授の「戦略的衝動買い」

スタパ斉藤「スタパブログ」のインテリバージョンともいえる、T教授の「戦略的衝動買い」が面白いです。
斉藤さんもですが、T教授も物に対するこだわり方、見方というのが勉強になります。いいわけがすごいですね。管理人も見習わなくては。衝動買いを見習うわけではありません。

2008年9月21日

Google Chromeにポータブル版

Clip to Evernote はてなブックマーク - Google Chromeにポータブル版

「Portable Google Chrome」という。自己解凍形式なので解凍してUSBメモリ内に入れると「ChromeLoader.exe」でChromeをUSBメモリ内から起動できる。

Portable Google Chrome

スーパー麻酔科医

Clip to Evernote はてなブックマーク - スーパー麻酔科医

今、麻酔ディスカッションリストで、「スーパー麻酔科医」が話題になっている。「スーパー外科医」が、マンガやテレビドラマでは取り上げられるのに、どうして「スーパー麻酔科医」は取り上げられないか ?なぜ、麻酔科医は「麻酔科医」と一くくりで、外科医の場合は名人だけをとりあげるのかという疑問が話題になっています。
スーパー外科医は絵になりやすいけれども、スーパー麻酔科医は描きにくい、そもそも、どんなのを「スーパー麻酔科医」と定義するかということが一般人にはわかりにくい。もしかすると、麻酔科医の中にもわかっていない方がいるかもしれません。「スーパー外科医」は、俺はスーパー外科医だ!あるいは、カリスマ外科医だ!という自負を持っている方がいるでしょう。確実にいます。
しかし、「スーパー麻酔科医」の一般人に理解できるイメージがない以上、俺はスーパー麻酔科医だと宣言できる人もいなければ、まわりもスーパー麻酔科医を見つけることはできないのかもしれません。
そこで、管理人は「スーパー麻酔科医」のイメージを提案します。
「スーパー麻酔科医」とは
(1)どんな状況でも騒がない(冷静沈着)
(2)麻酔に関する手技はしらっとおわっている(かつ合併症を起こさない)
(3)麻酔導入や維持、覚醒に不安がない(きちんと時間通りに、理論的かつスマートに、先手の麻酔が実践できる)。もちろん、術後(状態、鎮痛)のこともきちんとカバーできる。
(4)術者をコントロールするのがうまい
(5)術前評価がきちんとできて、負ける手術は手術前に何とかする(いろいろな意味で)
(6)自分ができることを自慢しない
(7)仕事に悲壮感がない
(8)新しい技術や考え方を勉強し、常に実践できている
(9)状況に応じて対応できるので、道具や機器がなければないなりに行える
(10)外科系の医師や看護師、コメディカルからの信頼が厚い
時に、すごいことに気づく患者がいるが、当然のことのようにふるまえる
(もしかすると、これは絵になるかも)

2008年9月17日

戦いは、手術の前から始まっているぞ!!

Clip to Evernote はてなブックマーク - 戦いは、手術の前から始まっているぞ!!

先週、初期研修医が麻酔導入した後に、ボーッとしてたので、いつものノリで「戦いは、手術の前から始まっているぞ!!」と言ったら、研修医にではなく、そばで聞いていた看護師にえらくうけてしまった。「さぬちゃん語録」に記載されたらしい。
最近、研修医に説明していると看護師が耳をダンボにして説明を聞いているのがよくわかる。研修医向けの説明は、看護師にもちょうどいいぐらいの難易度らしい。それを逆手にとって、今の病院に職場が変わってからわざと、大きめの声で研修医に説明するようにしている。もちろん、看護師で耳をダンボにして聞いている人たちのためにだ。それが、今回はうけたらしい。
外勤先の病院でも、いろいろ聞かれることがある。初期研修医に教える程度の内容を、求められることが多くなった気がしている。たしかに、いろいろなレベルの看護師さんがいるが、以前よりバリエーションが出てきたのは事実である。うっかりすると、かなり高度な内容を要求されることがある。

続きを読む "戦いは、手術の前から始まっているぞ!!"

2008年9月13日

iPhone2.1ファームウェアがでた

Clip to Evernote はてなブックマーク - iPhone2.1ファームウェアがでた

待ちに待った、iPhone2.1のファームウェアが出た。管理人は早速アップデート。日本語入力が改善されている。やっと実用になったような。CNETの記事によるとバッテリーの持ちも大幅に改善されたそうだ。

2008年9月12日

手のひら筋肉

Clip to Evernote はてなブックマーク - 手のひら筋肉

SANY0015.jpgあなたの手のひらを見せてください。麻酔科医の手のひらはこんな感じです。特に、左手の母指球の発達具合が手のひらのくぼみを引き立たせます。こんな手のひらに、なりたい方。麻酔科医になりませんか。手のひら自慢ができます。

2008年9月 7日

サイバーチームとアナログチーム

Clip to Evernote はてなブックマーク - サイバーチームとアナログチーム

管理人のチームは、当科では密かに「サイバーチーム」とよばれている。特に、「アナログチーム」の方々は、そう言った呼び名でよんでいる。「アナログチーム」は、それ以外の方を呼ぶかと言えばそうでもない。中間的な方々も存在するみたいである。
管理人には、「サイバーチーム」とわれても、あまりピンとこない。できれば、「SATチーム」ぐらいにしてほしい。サイバーとはWikipediaによると、「コンピュータの」「インターネットの」等を指す形容詞らしい。直訳すると、「コンピュータのチーム」となり、なんだかな~。
ちなみに、その「SATチーム」は現在、5名である。この方面で、来年から一緒にやってくれる麻酔科専攻医(いわゆる後期研修医)を大募集中である。できれば、2桁の構成員にしたい。
「SATチーム」のSATは何の略かって?いずれ発表したい。

2008年9月 5日

Google Chrome (BETA) for Windows

Clip to Evernote はてなブックマーク - Google Chrome (BETA) for Windows

Googleが提供するWEBブラウザのBETA版が出ています。無駄を削ぎ、シンプルな機能美を追求したブラウザというだけあって、めちゃめちゃ速い。FireFoxより明らかに速いぞ。上級者はお試しください。

2008年9月 2日

麻酔情報管理システム(AIMS)

Clip to Evernote はてなブックマーク - 麻酔情報管理システム(AIMS)

麻酔情報管理システム AIMS(Anesthesia Information Management System)が、昨日から当科で稼働している。いわゆる、自動麻酔記録システムである。
開発しているのは、P社で、製品名をORSYS TETRAという。第4世代という意味が込められているらしい。これまでの自動麻酔記録は、かなり不満があったので、いろいろ要望をだしている。
手加減しているつもりではあるが、これらの要望がかなりきついらしく、ちょっとメーカーはつらそうである。
今回は結構気合いがはいっているらしく、稼働したとたん、担当責任者?が倒れてしまった(お大事に)。早めの復活を祈っている。
内容に関しては、おいおい紹介していきたいが、管理人が目指しているのは「麻酔が楽しくなる」システム、「麻酔の安全につながる」システムである。

ZeptoPad 1.5

Clip to Evernote はてなブックマーク - ZeptoPad 1.5

最近のiPhoneのお気に入りアプリは、ZeptoPad1.5である。
これは、キーパッドからの入力により、文字情報の記録ができる手描きメモアプリである。
図形情報なども手描きメモでの入力が可能で、作成したワークシートを画像としてメールに添付したり、Wi-Fiを経由してほかのZeptoPadへ送信したりすることができる。複数の図形やテキストのコピー&ペーストができる「編集ツール」や描かれた内容をひとつの画面内にズームアウト表示する「ズームアウト機能」がある。また、テキストや図形、インポートされた画像の回転および拡大、縮小が可能で、iPhoneのインターフェースを生かした作りになっている。

これを作っているのは、UEI(ユビキタスエンターテインメント)というところで、知る人ぞ知る会社である。

2008年9月 1日

3の倍数で3回アホになる部屋番号

Clip to Evernote はてなブックマーク - 3の倍数で3回アホになる部屋番号

以前に当院のICUの部屋番号に関して書いたことがある。ICUは3階にあるので、必ず3がつくという今が旬の部屋番号が集まっている。ICUには当然、333という部屋番号がある。ここに入室するときには3回アホになることが可能である。「さぁ~ん、さぁ~ん、さぁ~んに入室しま~す」と言うことができるのだ。
なんと、333は3の倍数かつ3がつく数字であるのだ。最強の部屋番号である。