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2008年4月 アーカイブ

2008年4月30日

系統講義への挑戦

昨年から,勤務先が大学になった関係上,医学部の学生に系統講義をする機会が増えている.単元ごとの内容で、何も知識のない学生のモチベーションを講義の最後まで維持させておくことは至難の業である。このことは、AP通信でも「自省」で痛切に語られている。以前は、講義の途中にミニテストを挟んだりすることで何とかしようと考えていたが、これは姑息な手段であると思うようになった。最近は、それだけでなく講義のはじめに少し、今回の講義が何に役立つかを話すようにしている。また、できるだけ講義中に覚える、理解するようにするために、何度も似たような図解を使用する。また、動きのあるものを必ず入れることにしている。文字だけ羅列したスライドは、まとめ用として使用するが、それだけでなく図解で内容を理解しやすくする工夫をしているつもりである。また、動画やFLASHなどを使って動きのあるスライドを入れている。学生の系統講義がもっとも難しいと思う。医師や看護師相手の場合は、聞きたい人が集まっているため、聴衆が熱心で、文字のみのスライドが中心だとしても話で何とかなることがある。また、スライドが少しぐらい綺麗でもだめなのである。これが、医学部の学生の系統講義では通用しないのだ。

2008年4月29日

鶴の恩返し勉強法

4/29に放送されたプロフェッショナルの流儀で茂木健一郎が紹介していた勉強法(暗記法)。以前、「脳を生かす勉強法」でも読んだことがあるのだが、実際に画像で見てみると、すさまじい。「人に見せられないくらい全身全霊で、速さと分量を集中力でこなしながら勉強する」というのは本当に人に見せられない。電車の中ではできないぞ。

2008年4月25日

モ源病,ふたたび

"モ源病"とは「モニターに出た数値のみを信じて,それに振り回され本質を見失う状態になることをいう」(byさぬちゃん)である.このモ源病,研修医がよくかかっているのだが,ある程度できると思っている先生も最近はかかるらしい.どうしたら,モ源病にかからないようになるか.それは,きちんとモニターの原理を知っておくこと.何が起こっているかを確かめることである.それには,自分の五感で確認することである.見ればわかること.聴けばわかること.触ればわかること.など,モニターから出てくる数値とはあわないことはないかどうかを確かめることである.見るのは波形であり,術野であり,画像であり,トレンドであり,センサーであり,患者である.もっとほかにも見るだけでわかることがある.また,手術の状況や術野の操作などはモニターより術者が知っていることもある.これは聴くというより聞くかも知れない.

2008年4月26日

第19回日本臨床モニター学会

すでに,電脳麻酔ブログでも取り上げられているが,SH先生の講演は,期待通りであった.BISや脳波の原理を解説されていた頃に比べると,かなり初心者向き,いや解説が平易になっている.
さて,今回の臨床モニター学会は,企業プレゼンテーションがあり,マンネリ化していた学会に新しい風を感じた.企業プレゼンテーションは,企業の考えが現れているものととらえてよいだろう.特に,こういったプレゼンを依頼されたときには,会員の満足できるプレゼンができるかどうかも大きなポイントである.製品の宣伝に終始した企業があるがこれはいただけない.しかし,管理人が久しぶりに満足できる内容をプレゼンテーションした企業もある.特に,第2日目の最後の2つは内容も質疑応答もしっかりしており,合格点をだしてもよいと思った.
このような,新しい企画で楽しませてくれた第19回日本臨床モニター学会の会長および運営された皆様に感謝いたします.

2008年4月21日

AWSの販売とサポートがIMI社に移っている

aws_img_2.jpg2008/4/21付けでAWS(旧pentax社)の販売とサポートがIMI社に移っているPENTAX社はHOYA社に買収されどうなるかと思ったが、AWSの引き受け先がIMI社となり一安心。これで安心してAIRWAYSCOPEを使えます。

2008年4月22日

Anesthesia&Analgesiaの無料英文校正サービス

IARSの会員にかぎってAnesthesia&Analgesiaの投稿前の無料英文校正サービスを行っている。これは、画期的なことで私の知る限り初めてである。現在IARSの会員でないかたは、会員になる必要があるが、日本の学会に比較するとc/pはよい。


Anesthesia&Analgesiaの無料英文校正サービス(PDF)

2008年4月16日

レーザーポインター論

プレゼンの時にはレーザーポインターがあると便利である。画面が動いても、適当にレーザーポインターで追いかけて示すことができるからである。しかし、最近、レーザーポインターを使わない(使えない)講演を依頼されることがある。それは、別の部屋で同じ画面を見ている場合や、2面同時に同じ画面を左右に置かれている場合である。横長の会場とか、複数部屋の会場の時には、演者がひとつの画面をレーザーポインターで示しても、もう一方の画面では指し示したものが、何かわからないのである。そこで、こういった場合にはプレゼンの画面に指し示したいものをマークする必要がある。静止画の場合は簡単だが、動画の場合はプレゼンファイルを作成しなおすのが面倒である。レーザーポインターはなくても、指し示しているものがわかるような工夫は、はじめから盛り込んでいたほうが良い。これが、管理人の最近のプレゼンである。
どうしても、途中でレーザーポインターが欲しければ、そこだけレーザーポインターを使えばよい。
レーザーポインターは赤ではなく緑がやさしいし、流行である。管理人も以前、msanuki.orgで紹介したように緑のレーザーポインターを使っている。最近は、赤も持っていて2刀流でやることもある。
赤でよければBluetoothマウスに内蔵されたmicrosoftの製品がお勧めである。

以下は何れもmsanuki.orgの記事
緑レーザーポインターとバリアフリープレゼン
レーザーポインターと3面のスクリーン
レーザーポインターを使うプレゼン
レーザーポインターを使わないプレゼン
レーザーポインター(その後)

2008年4月 7日

今日から実践できるTIVA【2】

TIVA2.jpg真興交易医書出版部より今日から実践できるTIVA【2】が上梓された。今日から実践できるTIVA もかなりよかったが、今回も期待を裏切らない内容である。レミフェンタニルのTIVAが中心の構成になっていて、欲しかった内容が網羅されている。後期研修医にも是非読んでほしい本です。超オススメ。すでに楽天では、在庫ありとなっている。

2008年4月 2日

RE:日本光電のモニターにiPod touchが潜んでいた!?

以前に「日本光電のモニターにiPod touchが潜んでいた!?」という話題を掲載した。日本光電社の関係者の方からメールをいただいた。
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ご無沙汰しております.

讃岐先生のブログで「日本光電のモニターにiPod touchが潜んでいた!?」
楽しく読ませて頂きました.

一応名誉のため....

*バグではございません.通常動作です.
*盗作ではございません.10年以上前から本機能は実装されています.

今後ともよろしくお願いいたします.
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管理人が「潜んでいた」という表現を使ったために「バグではございません」というお返事。わかる人にはわかると思うのだが、「潜んでいた」で想像する主語は「バグ」である。本当は「潜ませていた」と書きたかったのだが、もっと印象が悪いかなと思い、「潜んでいた」と表記した。本当は「搭載されていた」と書いた方がよかった。反省反省(^^;)
10年前から搭載されているというお返事にもびっくり!?そんなに前から!
管理人からの要望であるが、生体情報モニターにタッチパネルを搭載しているメーカーはこれぐらいのギミックを潜ませて欲しい。今後、新しく開発されるモニターはこの程度の仕掛けでは、若手のユーザーは満足しないだろう。モニターにも"驚き"や"感動"が必要である。もちろん、使い勝手が犠牲になってはいけない。

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