世間の常識 アーカイブ
2008年9月 1日
2008年8月14日
2008年6月26日
かめぜ
研修医A「この患者さんは、かめぜがあります」???
指導医「・・・」
"かめぜ"ってなんだろう...
"亀ゼリー"なら知っているが、と指導医の頭の中には???が駆けめぐった。俺の知らない医学用語を最近の研修医は学生の頃習ったのだろうか。他科の先生に習ったのだろうか。
指導医は研修医に聞く勇気はなかった。
しばらく、???が駆けめぐっていたが何とか落ち着いてきた。まーいーか。
そうこうしているうちに、研修医どうしで「かめぜ」について話を始めた。
研修医B「朝のカンファレンスで発表していた"かめぜ"って何?」
研修医A「これこれ」「麻酔申し込みに"亀背(+)"」と書いてあるよ。
研修医B「それは、きはいと読むんじゃなかった。」
研修医A「え~。そうなんだ。猫背(ねこぜ)と言うのがあるので、てっきり亀背(かめぜ)と読むと思ってた。でも、朝のカンファレンスで誰も指摘しなかったね。」
研修医B「指導医の先生たち、意味がわからなかったんじゃないの?」
研修医A「ググってみようか。本当は"かめぜ"って読むかも?」
2008年5月21日
バイバイキーン
病院の中での話。先日、外来から手術室に向かって歩いていると、細菌検査室の前に検査技師さんらしき人が立っていて、立ち話をしている。話をしている相手が帰るというので、もう一人の人は、なんと「バイバイキーン」と手を振って見送っていた。始め、管理人は耳を疑った。30過ぎ?(そう見えた)の大人が挨拶に「バイバイキーン」はないだろう。それも、結構人通りの多い廊下でである。耳を疑ったのは管理人だけではなかったようで、他の通行人もしばらく歩いたところで、首をかしげていた。言動には気をつけたいものである。
※バイバイキーンとは、ばいきんまんが逃げるときに発する言葉
2008年5月30日
「さいせきい」と「ふくがい」
載石位と砕石位、腹臥位と伏臥位のどちらの漢字を使用しているだろうか。
管理人は、「さいせきい」は砕石位、「ふくがい」は腹臥位と表記している。
載石位(さいせきい)は截石位(せっせきい)を誤用して使用している当て字であると聞いたことがある。管理人は、切石位(截石位)と書くときは「さいせきい」ではなく「せっせきい」と読んでいる。英語では lithotomy position である。石を切るのであれば、「せっせき」、石を砕くのであれば「さいせき」なのだと思うが、慣用的に使用されているのであれば截石(せっせき)を截石(さいせき)と読んでもいいのかもしれない。しかし、管理人は載石位(さいせきい)は受け入れがたい。皆さんはいかがだろうか。
腹臥位と伏臥位の違いは、いかがだろうか。Googleでは腹臥位が3倍ほど多い。英語では prone position である。
2007年8月31日
2007年5月14日
2006年11月24日
麻酔科医の評価
金沢大学大学院医学系研究科麻酔・蘇生学講座Blogに「麻酔科医の評価」という記事が出ている。最近、このブログは、アトラクティブである。この、麻酔科医のブログで、麻酔科医は総合力で評価されるからバランスのとれた麻酔科医がよいという意見である。レーダーチャートで解説しているのでわかりやすい。管理人も全く同感である。困った麻酔科医についても言及しているが、いずれもよくみられるタイプのようである。この2つのタイプのうち(1)は麻酔科医としてはまったく使い物にならない。(2)は患者にはよいが仲間や他の医療スタッフには嫌われるタイプである。その面積からいうと(2)の方が(1)より面積が広い。(1)のタイプは基礎系に進むべきだったのであろう。
2006年4月 5日
2006年4月 2日
点滴をとる
あなたは患者さんに,「点滴をとる」と言いますか?点滴は「取る」ではなく,「する」と言った方がよいです.点滴を取るというのは,ものを取ることと同じで,医療行為を行う者が患者さんから奪うという意味だと思うのです.丁寧に言ったとして「点滴を取らせていただきます」というのはやはり変です.「点滴をさせていただきます」というのがよいのではないでしょうか.この話は,第6回麻酔科学ウインターセミナーで,秋田の佐藤先生が発言された内容です.それ以来,私もつとめて「点滴をさせていただきます」と言うようにしています.
2006年3月11日
鵜呑み
「物事を鵜呑みにする」というように使う言葉がある。1週間ほど前に「医療ミス重なり患者死亡 3医師を書類送検」という記事が各新聞に掲載された。この事件では、血液検査の異常値で縫合不全による炎症の可能性を疑うべきなのに、部下の外科医は外科部長に「術後は良好」などと伝え、外科部長は引き継ぎをうのみにして必要な検査を怠り、腹膜炎で患者を死亡させた疑いで書類送検されている。結局、この外科部長は自分で患者を見ていなかったということである。これに、似た状況が麻酔科にもある。主治医が言う大丈夫である。自分の専門以外の分野に関してなんの根拠もなく大丈夫と答える強者の主治医がいる。ここにはワナが仕掛けられている。主治医だからきちんと見ているだろうというのは禁物で、自分の目でもきちんと検査データ、画像データや診察所見などから事実を確認できるような力をつけておくことが肝要である。「大丈夫は大丈夫ではない」ということです。
2005年11月 4日
あいさつ
毎朝,通勤途中に反対側から歩いてくる見知らぬ中学生が、自らすすんで挨拶をする.少し遅れて、うちの娘の学校の先生(その先生は私の顔を知らない)が来るのだが、こちらが挨拶をしても知らん顔である。しかし、周りの小学生には挨拶をしている。これと同じ事が、病院内でもある。ある年配の事務官が、白衣姿の私には挨拶をするのだが、私服で院内を歩いているとこちらが挨拶をしても何も言わない。院内で出会うのは病院内で働いている者、患者あるいはその関係者、取引業者の可能性が高い。そのことを、ある院内会議で出会ったので、本人に伝えたところ「大変失礼しました。気をつけます」と言う。たかが挨拶なのだが、そんなことができない社会人それも指導的立場にあると思われる者ができないのは、大きな問題である。事務官も小学校の先生もバツ(×)である。どこで評価されているかわからないことを肝に銘じておこう。自ら挨拶をする中学生が、断然すばらしく思えてしまう。たかが挨拶である。


