珍らか
「めずら」と読む。普通とは違っているさま。めずらしいさま。である。形容動詞らしい。




2010年7月27日
「めずら」と読む。普通とは違っているさま。めずらしいさま。である。形容動詞らしい。
2010年7月16日
秋葉原での昼食は、九州じゃんがらラーメンで決まりだろう。そこでの、研修中の新人に対する、指導の仕方のおはなし。とくに、指導法のマニュアルがあったりするわけではなさそうであるが、ある日、チーフ(フロア係)が研修中の新人に注意をしているシーンで、参考になるものがあったので、書いておこうと思う。研修中の新人は、昼時で混雑している状況で、外に並んでいるお客の並びを整理しつつ注文を聞いて伝える仕事をしていた。その新人君、丁寧な言葉でお客さんを誘導しつつ注文を取っていた。それを、フロアにいたチーフが店の中から様子を気にしつつ仕事をしていた。新人君が中に入ってきたとき、どこが悪いかをチーフは、ひそひそ声でなく比較的はっきりした言葉で、新人君に伝えていた。管理人も入り口付近でその様子を見ていた(聞いていた)。「注文を取る前に、必ず、いらっしゃいませと言いなさい」、これだけの注意だったのだが、お客さんの前で、聞こえるように注意を与えていた。ひそひそ声でなく、強くしかるわけでなく、いじめているような語気でなく、いやみなく短い言葉で、注意を与えていた。これだけでは、なかなか雰囲気が伝わらないと思うが、管理人は共感した。状況にもよるが、必要なことは、その場でその都度教えることができている。忙しい中で、どのように教育するかという命題に答えていると思った。医師の教育も同様である。教育する内容にもよるが、その都度言わなければならないことを言わないまま、放置している状況を見かける。そんなことはないだろうか。
話は変わるが、ここの九州じゃんがらラーメンのスタッフの一人一人の対応が気持ちよい。マニュアル風ではなく、きちんと声を発して、自分の仕事に誇りを持っているように見受けられる。客への対応の良さはそこから生まれるのではないだろうか。ラーメンがうまいだけではなく、気持ちがよいラーメン屋なのである。
2010年5月27日
MTProに「糖尿病新診断基準が本日正式発表,日常臨床では当面JDS値のみ使用」という記事が出ている。日本糖尿病学会(JDS)は5月27日,岡山市で開催中の第53回年次学術集会で記者会見を開き,新たな糖尿病診断基準を正式発表したことに関する記事である。ここには、その概要も紹介されている。
新診断基準は今後,同学会の会員誌「糖尿病」6月号および同学会公式サイトに掲載し,2010年7月1日から施行する予定。研究などの分野では同月に HbA1cをNGSP相当値へ完全に移行し,この日をもって英文誌論文や国際学会の発表ではNGSP相当値を用いる。日常臨床や検診,健診などでは変更期日を同学会が別途告示するという。
2009年12月27日
とある病院で,特殊な手術を行うために外部の先生(何百例もその手術をこなしたことがある外科医)に執刀してもらうことになった。何か用意するものがあるかを尋ねると,「CDを用意しておいてほしい」とのこと。この場合のCDとは,何を指すのだろうか。音楽CDプレーヤー,空のCD-ROM,音楽CD(ご希望のジャンルを聞く)。さて,あなたならどうする?
2009年11月21日
ひろしまドリミネーション2009が始まっている。年々、派手になってきている。平和大通りを中心にライトアップしたモチーフが浮かび上がる。麻酔科学エキスパートセミナー in Hiroshimaのときも、ライトアップされているはずである。ぜひ、一度ご覧ください。
実施期間
平成21年11月6日(金)~平成22年1月3日(日)(59日間)
原則として17時30分~23時に点灯
実施内容
「おとぎの国」をコンセプトに、平和大通りやアリスガーデンなどの市内中心部で、
約130万球の色とりどりの光でライトアップを展開。
実施エリア
①平和大通り南北緑地帯(平和大橋東詰め~田中町交差点)
②並木通り・金座街・中央通・本通・中の棚の各商店街
③アリスガーデン・東新天地公共広場・元安川左岸などの公共空間
④基町クレド・紙屋町シャレオ・アーバンビューグランドタワーなど
2009年8月13日
An Anesthesiologist's Dayさんのところに「私の経験では...」という記事が出ている。管理人の気をつけている言葉でもあり、すこし意見を書いておきたい。この言葉は、滅多なことでは使う言葉ではない。基本的に管理人は使わない言葉である。というより使う場面がない。経験に基づく発言が許されるのは、その筋の第一人者だけであろう。かりに、つなぎ言葉として使っているとすれば、別の言葉で代用可能である。「これまでの症例では・・・」「今回の検討では...」で十分である。
気をつけたい。
2009年6月20日
「村上春樹さん好きですか?」
「そうでもないけど,なにか」
「新作ですね」
「これですか」
PCA回診に行くと,ある患者さんが1Q84を読んでいた。話題になっているので読んでいるのだという。しかし,作家が村上春樹であるというのはあまり意識していなかったらしい。Amazonでも書店でも手に入らないぐらい売れている,村上春樹の小説である。そんな小説の話で,回診中にひとしきり盛り上がってしまった。PCAは良く効いていてほとんど痛まなくて快適だという。
管理人は村上春樹は好きではないのでずっと避けていたが,1Q84を読んでみたくなった。
2009年6月 8日
管理人も世話人をしている,第6回麻酔科学サマーセミナー(沖縄)では初の試みとしてAHA BLSヘルスケアプロバイダーコースが併設されている。これは,代表世話人のN先生の熱意と多大なご努力で実現されたものである。6月12日が申し込み締め切りなので,参加しようと思っているかたはお早めに!サマーセミナーに参加すると参加費から3000円がキャッシュバックされる。これも,本論とは関係ないが画期的なことである。さて,このBLSであるが,AHA2005ガイドラインに準拠したコースであればとにかく,胸骨圧迫(心臓マッサージ)が,最優先である。胸骨圧迫30回に対して,人工呼吸は2回,ずっと胸骨圧迫をしつづけるイメージである。push!pushi!push!である。AEDが届けば使用するが,AEDが判断して心停止が続いていれば,その指示に従ってすぐに,胸骨圧迫を再開しなければならない。
話は変わるが,AEDがBLSに導入されたのはガイドライン2000からでAEDがBLSに入ったことで,一般市民には心肺蘇生に対するインパクトがあったのだと思う。最近,Amazonで書籍を検索していて,ちょっと気になるタイトルの書籍を見つけた。「AED(自動体外式除細動器)を、使ってください―人工呼吸・心臓マッサージができなくても」という一般人向けのものである。ちょっと,言い過ぎでないかい。波紋を投げかけるタイトルである。
心臓マッサージのシーンで,最近印象に強いのはテレビドラマの,ゴッドハンド輝の初回である。飛行機事故で墜落し,心肺停止を起こしていた自分の子供である輝を,外科医である父親が心臓マッサージをして蘇生に成功した後,息を引き取ったシーンである。そして,輝の胸骨には父親が胸骨圧迫をした時についた手形が残っている。それを見て,うちの中学生の娘は,子供はだれでも心臓マッサージをすると胸に手形がつくと思い込んでいたらしい。娘とその話をしたとき,心臓マッサージの方法を聞かれたので,30:2の割合であるとか,強く速く,押したら元の位置に戻ること,100回/分とか教えておいた。AEDの存在は,なぜか知っていた。小学校で習ったそうである。そのためか,AEDを街中でみつけると,"AEDがあった"と教えてくれる。使い方は知らなかったので,誰かがAEDを持ってくるまでは心臓マッサージをつづけること。AEDを誰かがもってきたら,つけてみて,その指示に従うことをおしえておいた。「心臓マッサージを再開してください」と言われたら,救急隊が来るか,AEDが「やめていい」といまでやめてはならん。というと,AEDはしゃべるのか?と聞く。かなり心肺蘇生に興味を持っているようである。AHA BLSヘルスケアプロバイダーコースは,医療資格がなくてもうけられるはずだが,何歳から受講可能なのだろうか。
2009年4月 4日
ずっと以前に麻酔科で研修を受けた外科医が,「今の麻酔はハイテク麻酔ですね。昔は,モニターも少なくて,もっと簡単だった。」と話す。たしかに,15年前に麻酔科研修をした先生に教えた麻酔とはまったく違う。何がハイテクかというと,モニターや麻酔器などの電子機器がかっこよくなったらしい。さらに,今は,自動麻酔記録装置まである。特に,薬剤の血中濃度のシミュレーターなどで予測の血中濃度が表示されたり,バイタルサイン以外の脳波や筋弛緩の連続モニターなどの情報が,表示されるところが,とてもハイテクであるというのである。シリンジポンプに電子パネルがついており,薬剤をセットするだけで血中濃度が表示されるなど,当時はまったく考えもしなかった。麻酔器はただ手動換気を代わってくれるだけで,換気量などを合わせるのは大変だった。吸入麻酔薬の濃度だって測定はできなかったので,バッグを外して中の匂いをかいで,今,何%ぐらいと推測したものである。
今の麻酔は,機器に表示される情報をきちんと読み取り,それらを判断材料に,もっと綿密な調節を要求される。自動麻酔記録装置などは,モニターのデータを自動で取り込んでくるために,下手な麻酔をすると記録に残されてしまう。昔の麻酔ならできるけど,今の麻酔にはついていけないそうである。
昔の麻酔と今の麻酔の本質は変わっていないけれど,考え方が代わってきたのは確かである。
今風の麻酔(ハイテク麻酔)ができるかどうかが,麻酔科専門医の証であると思っている(外科医談)。
2009年3月17日
2008年9月 1日
以前に当院のICUの部屋番号に関して書いたことがある。ICUは3階にあるので、必ず3がつくという今が旬の部屋番号が集まっている。ICUには当然、333という部屋番号がある。ここに入室するときには3回アホになることが可能である。「さぁ~ん、さぁ~ん、さぁ~んに入室しま~す」と言うことができるのだ。
なんと、333は3の倍数かつ3がつく数字であるのだ。最強の部屋番号である。
2008年8月14日
本日は、管理人はICUの担当であった。そこで恐るべき,事実に気づいた。3の倍数でアホになるのである。当院のICUは3階にあるのでICUの部屋番号には必ず頭に3がつく。患者さんの部屋番号を呼ぶときに353や343であったら確実に2回アホになる。343の場合、「さぁん、ヨン、さぁ~ん」といった具合である。これが、比較的若い先生ではなく、それなりの先生がそういっているのに驚いた。恐るべし世界のナベアツである。小学生だけでなく大人の心にも入り込んでいる。ICUで来週は世界のナベアツ風に部屋番号を呼んでみようかな。
2008年6月26日
研修医A「この患者さんは、かめぜがあります」???
指導医「・・・」
"かめぜ"ってなんだろう...
"亀ゼリー"なら知っているが、と指導医の頭の中には???が駆けめぐった。俺の知らない医学用語を最近の研修医は学生の頃習ったのだろうか。他科の先生に習ったのだろうか。
指導医は研修医に聞く勇気はなかった。
しばらく、???が駆けめぐっていたが何とか落ち着いてきた。まーいーか。
そうこうしているうちに、研修医どうしで「かめぜ」について話を始めた。
研修医B「朝のカンファレンスで発表していた"かめぜ"って何?」
研修医A「これこれ」「麻酔申し込みに"亀背(+)"」と書いてあるよ。
研修医B「それは、きはいと読むんじゃなかった。」
研修医A「え~。そうなんだ。猫背(ねこぜ)と言うのがあるので、てっきり亀背(かめぜ)と読むと思ってた。でも、朝のカンファレンスで誰も指摘しなかったね。」
研修医B「指導医の先生たち、意味がわからなかったんじゃないの?」
研修医A「ググってみようか。本当は"かめぜ"って読むかも?」
2008年5月30日
載石位と砕石位、腹臥位と伏臥位のどちらの漢字を使用しているだろうか。
管理人は、「さいせきい」は砕石位、「ふくがい」は腹臥位と表記している。
載石位(さいせきい)は截石位(せっせきい)を誤用して使用している当て字であると聞いたことがある。管理人は、切石位(截石位)と書くときは「さいせきい」ではなく「せっせきい」と読んでいる。英語では lithotomy position である。石を切るのであれば、「せっせき」、石を砕くのであれば「さいせき」なのだと思うが、慣用的に使用されているのであれば截石(せっせき)を截石(さいせき)と読んでもいいのかもしれない。しかし、管理人は載石位(さいせきい)は受け入れがたい。皆さんはいかがだろうか。
腹臥位と伏臥位の違いは、いかがだろうか。Googleでは腹臥位が3倍ほど多い。英語では prone position である。
2008年5月21日
病院の中での話。先日、外来から手術室に向かって歩いていると、細菌検査室の前に検査技師さんらしき人が立っていて、立ち話をしている。話をしている相手が帰るというので、もう一人の人は、なんと「バイバイキーン」と手を振って見送っていた。始め、管理人は耳を疑った。30過ぎ?(そう見えた)の大人が挨拶に「バイバイキーン」はないだろう。それも、結構人通りの多い廊下でである。耳を疑ったのは管理人だけではなかったようで、他の通行人もしばらく歩いたところで、首をかしげていた。言動には気をつけたいものである。
※バイバイキーンとは、ばいきんまんが逃げるときに発する言葉
2007年8月31日
2007年5月14日
なんと,話し方のトレーニングができるDS用ソフト『ビズ能力DSシリーズ 話心の素』がコクヨから7月26日に発売される.すごい,時代になったものだ.”ゲーム機で,トレーニング”である.スポーツのトレーニングではなくビジネスの基本を鍛えるトレーニング.プレゼンや人との対応能力を磨くために役立つに違いない.
2006年11月24日
金沢大学大学院医学系研究科麻酔・蘇生学講座Blogに「麻酔科医の評価」という記事が出ている。最近、このブログは、アトラクティブである。この、麻酔科医のブログで、麻酔科医は総合力で評価されるからバランスのとれた麻酔科医がよいという意見である。レーダーチャートで解説しているのでわかりやすい。管理人も全く同感である。困った麻酔科医についても言及しているが、いずれもよくみられるタイプのようである。この2つのタイプのうち(1)は麻酔科医としてはまったく使い物にならない。(2)は患者にはよいが仲間や他の医療スタッフには嫌われるタイプである。その面積からいうと(2)の方が(1)より面積が広い。(1)のタイプは基礎系に進むべきだったのであろう。
2006年4月 5日
一般人が「点滴をとる」と表現する場合,通常,点滴ルートの抜針をすることを意味する.不用意に「点滴をとる」と言うと,「どうして点滴をしていないのに点滴を取り外してしまうのか?」ということになりかねない.「静脈ルートを確保する」の意味で「点滴をとる」といって通じるのは,医療関係者か病院慣れした患者さんに限ると思った方がよい.
2006年4月 2日
あなたは患者さんに,「点滴をとる」と言いますか?点滴は「取る」ではなく,「する」と言った方がよいです.点滴を取るというのは,ものを取ることと同じで,医療行為を行う者が患者さんから奪うという意味だと思うのです.丁寧に言ったとして「点滴を取らせていただきます」というのはやはり変です.「点滴をさせていただきます」というのがよいのではないでしょうか.この話は,第6回麻酔科学ウインターセミナーで,秋田の佐藤先生が発言された内容です.それ以来,私もつとめて「点滴をさせていただきます」と言うようにしています.
2006年3月11日
「物事を鵜呑みにする」というように使う言葉がある。1週間ほど前に「医療ミス重なり患者死亡 3医師を書類送検」という記事が各新聞に掲載された。この事件では、血液検査の異常値で縫合不全による炎症の可能性を疑うべきなのに、部下の外科医は外科部長に「術後は良好」などと伝え、外科部長は引き継ぎをうのみにして必要な検査を怠り、腹膜炎で患者を死亡させた疑いで書類送検されている。結局、この外科部長は自分で患者を見ていなかったということである。これに、似た状況が麻酔科にもある。主治医が言う大丈夫である。自分の専門以外の分野に関してなんの根拠もなく大丈夫と答える強者の主治医がいる。ここにはワナが仕掛けられている。主治医だからきちんと見ているだろうというのは禁物で、自分の目でもきちんと検査データ、画像データや診察所見などから事実を確認できるような力をつけておくことが肝要である。「大丈夫は大丈夫ではない」ということです。
2005年11月 4日
毎朝,通勤途中に反対側から歩いてくる見知らぬ中学生が、自らすすんで挨拶をする.少し遅れて、うちの娘の学校の先生(その先生は私の顔を知らない)が来るのだが、こちらが挨拶をしても知らん顔である。しかし、周りの小学生には挨拶をしている。これと同じ事が、病院内でもある。ある年配の事務官が、白衣姿の私には挨拶をするのだが、私服で院内を歩いているとこちらが挨拶をしても何も言わない。院内で出会うのは病院内で働いている者、患者あるいはその関係者、取引業者の可能性が高い。そのことを、ある院内会議で出会ったので、本人に伝えたところ「大変失礼しました。気をつけます」と言う。たかが挨拶なのだが、そんなことができない社会人それも指導的立場にあると思われる者ができないのは、大きな問題である。事務官も小学校の先生もバツ(×)である。どこで評価されているかわからないことを肝に銘じておこう。自ら挨拶をする中学生が、断然すばらしく思えてしまう。たかが挨拶である。