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名人落語と間合い

friendtomatoさんに負けてはいられない。管理人も、もう一人の麻酔科医と一緒に落語の独演会(サタケメモリアルデー桂文珍独演会「話芸復興Vol.4」)に行ってみた。落語を生で見聞きするのは初めてである。独演会だから一人かと思えば、前座を務める人も必ずいる。比較しては申し訳ないのだが、やはり間合いが...引き込むものがない。観客を引き込む力が希薄である。聴いている最中に冷静に分析してしまった。
ところが、桂文珍師匠の番になり冷静に分析できるはずであったのだが、甘かった。語りはじめから、笑い転げてしまった。引き込まれたのである。声のトーンやテンポ、抑揚、遠くからでは見えないはずの表情、すべてがうまくあっていて、なぜか話し手のペースにはまってしまう。ピタッとくるというのであろうか。観客の引きといおうか、笑いをとったときは、笑うまで笑うのが止まるまでの間が絶妙で、きちんとその空気をつかんで次の話題にいく。さすがとしか言いようない。パワーポイントも使わず、図示もせず、動画も見せず、語りだけで十分に観客をつかんでいく。噺家であるから、当たり前であるといえばそれまでだが、これほどまでに実力の違いがあるのは驚きだ。
帰る頃になって、ようやくいつもの分析できる自分に戻った。sensoryが大切。要するに、いくら話がうまくても場の雰囲気をきちんと感じることができなければ、次の手は有効でないということ。マニュアルではどうしようもなくて、アドリブが常に要求されると云うこと。それも本筋からは外れずに...
”間合い”という言葉が適当かどうかはわからないが、それを感じ取ることができた貴重なひとときであった。
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もう一人の麻酔科医も隣で笑い転げていた。「感想は?」と聞くと、即座に”また連れて行け”と答えた。 間合いが大切...
この場面では、みのもんたのファイナルアンサーの様に、ずっとずっと見つめて答えるよりは、この方がいいかな。

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