電脳麻酔ブログでも臨床麻酔学会のドレーゲルのブースに展示してあった気化器の話題を取り扱っているが、その隣に、ひっそりと飾られていた、骨董マニアには垂涎の気化器が飾ってあった。日本のドレーゲル社に密かに保管されていたもので、本社から返還指令が出ているほどのレアものである。ドイツのドレーゲル本社にもこの時代(1950年代)のものはないそうである。この気化器、なんと、ドアストッパーとして使われていたらしいのだ。誰にも見向きもされずに、ドアストッパーとして使われていたからこそ、比較的、よい保存状態であるのかもしれない。ドアストッパーは、だれも蹴りませんからね。右足が折れて(?)何か、ボルトか何かで代用しているのがわかる。
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