研修ワンポイント

バッグ-マスク換気の時の足の位置 解答例

バッグ-マスク換気の時の足の位置についてですが,
[1]麻酔器を使ったバッグ-マスク換気
[2]アンビューバッグを使ったときのバッグ-マスク換気
の両者とも(3)です.
キーになるのは,マスクホールドする側の手です.もっといえば上腕かもしれません.
マスクホールドするためにもっとも力の入りやすい,左側の肩?腕?手の関係を見つけるために立ち位置を調節します.そのときに左足が前でないと微妙な調節ができません.
右手ではバッグを押していますので,そのバッグの位置を立ち位置の調節後に,決めると楽なマスクホールドができます.
よく,マスクホールドしているときに麻酔器が遠くにあって右手が届きにくいのでベッド(短い辺)にたいして足に平行に置いているのを見かけますが,これではマスクホールドがきちんとできません.自分は麻酔器のバッグの方を向き,患者さんは体の左側にいることになります.これでは左上腕から手にかけての力を調節しやすい体勢を作ることができません。足は左足半歩前で、患者さんの頭のほうを向き、左上腕からしたの部分でマスクホールドしやすい体勢を作り、左手のバッグ(麻酔器自体)を適当な位置まで引き寄せる(あるいは離す)必要があります。アンビューバッグではバッグを少し左右にマスクとのジョイントのところで回転させて持ちやすい場所を探します。イメージできますか?

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