第7回麻酔科学ウィンターセミナーでの,内田先生の講義の中で知ったのだが,「IT理論」というのがある.ITというのはInformationTechnologyではなく,Impression Timesである.IT理論というのは学んだことを脳に定着させるための理論である.つまり,印象(Impression)と回数(Times)の掛け算によって私たちは学んだことを脳に定着させているということです.いわれてみれば,当たり前なのですが,キチンと認識しているかどうか.すべてにおいてI×Tが必要なのです.1回で覚えたと思っても,いつか忘れてしまう.定着させるにはIが少ないものはTを増やす必要がある.Iがすごいものは1回で覚えるのだが,私たちの日常ではIが高いというものはそれほどない.やはり,如何にTを増やすかがポイントです.
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