2009年11月28日(土) に順天堂大学有山記念講堂で稲田英一先生が開催された第27回日本麻酔・集中治療テクノロジー学会があった.稲田先生カラーがよく現れた学会となった.これまでの学会の比べるとかなりマイルドな感じ.午前中の一般演題と午後の特別講演と基調講演までは,バリバリのテクノロジー学会だったが,それ以降のシンポジウムが,LiSAの特集のような感じ.一般聴衆にも聞きやすかったのではなかろうか.若い先生方が,テクノロジー学会に興味をもたない,もしくは追いついてこないのは少し寂しいが,一般の麻酔科関連学会のレベルにまで降りていく必要があると感じた.麻酔のテクノロジーに関した演題であれば,なんでも発表したらよいのである.そういった意味で,今回のシンポジウムはひとつのお手本を示したといえる.研究や開発れべるのものだけでなく,すでに実用化されていて日常使用している技術についての問題点や展望などをまとめて演題とすれば立派なテクノロジー学会の演題になる.テクノロジーのユーザーとして発表したらよいと思います.来年は,鳥取大学の稲垣先生を会長として,2010年11月27日(土)に米子市で開催されます.かにが解禁になったあとですので,「かに」学会といってもよいのかもしれません.その,前日に懇親会が行われます.そこでは,松葉ガニがきっと出てくるものと思われます.カニの姿を思い浮かべながら,来年のテクノロジー学会の演題を考えてみませんか.管理人は絶対に演題を出します.
なお,テクノロジー学会は学術集会だけでなく,懇親会でもテクノロジーの知識を要求されます.この懇親会は,じつは本会より頭を使うかもしれません.一度参加してみればわかりますよ.
第27回日本麻酔・集中治療テクノロジー学会
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