2010年6月 9日

周術期管理チームテキスト2010

peri.jpg日本麻酔科学会が発行する「周術期管理チームテキスト2010」が発行された。管理人も、1項目を担当している。全部で536ページある。日本麻酔科学会第57回大会中に開催された第3回周術期セミナーのテキストとして使用された。参加者811名で大盛況のうちに終了したと報告された。テキストの厚さは、学生時代に使用していた学生向きのテキストに匹敵するが、内容はずいぶん実用的で、手術期の麻酔科の業務を勉強する上で最適の1冊といえよう。このテキストが3000円というのも安い。当たり前と言えば当たり前だが、執筆者にはすごい人々が名を連ねている。
項目間で少し重複が見受けられるのが残念であるが、内容の充実度のほうが勝っているので、それほど気にはならない。
ぜひ一度、手にとって(持っていない人は取り寄せて)目を通してみてください。

『周術期管理テキスト2010』購入方法のお知らせ(日本麻酔科学会)

2010年1月23日

米国における麻酔看護師の現状[臨床麻酔]

臨床麻酔 34(1):27-36,2010に「米国における麻酔看護師の現状」が掲載されています。
矢野武志(ワシントン大学麻酔科)先生が,詳細に現状と問題点を解説されています。是非,ご一読ください。

この論文に登場するCRNA(Certified Registered Nurse Anesthetist)やAA(Anesthesiologist Assistant)に関連したサイトを以下に挙げておきます。
American association nurse anesthetist(aana.com)
American academy of anesthesiologist assistants
Nurse anesthetist(All Nursing schools)
Association of Anaesthetists of Great Britain and Ireland

CRNAやAAは修士課程を修める。
CRNAは再認定制度(2年ごと)
そのほか,様々なことがわかる。