2011年6月アーカイブ
俗に言う、自動麻酔記録装置(モニターからデータを取り込んで、麻酔記録を書いてくれるソフト)です。
スタンドアローンで動作します。
自分のためのソフトを、フリーソフトとして公開します。
ほとんど説明しなくても、看護師さんや非麻酔科医師にも直感的に触ってもらえるように、ユーザーインターフェイスを工夫してみました。
市販のPCを、患者につながっているモニターにつなぐには、漏れ電流を規定内に抑えないといけません。
詳しくは、同じくフリーソフトで公開されているPaper Chart関連のページなどを参考になさってはいかがでしょうか。
ここでは(ソフトの操作方法さえ)説明しないのが、ゾロのゾロたる所以です。
動作環境
テスト環境はWindows Vista,2000,Xpです。
現在の対応モニターは、コーリンのBP-608,BP-508と、日本光電(BSM-????)のみです。
日本光電にも対応しました。
PCとモニターをRS232Cケーブルでつないでください。
1.従来の症例一覧表作成機能を廃し,機能アップしたものを作りました.
今までの一覧表作成に加え,縦横の集計表(度数分布表だけでなく,
合計/平均/最大/最小値の集計表)も作れるようにしました.
計算速度もアップしました.
2.薬剤濃度予測を現在時刻よりさらに未来まで表示するようにしました.
持続投与を止めた場合と続けた場合の濃度予測を30/60/120分未来
(切替可)まで表示します.
3.心臓外科などでお使いの施設から「薬剤の欄がすぐに一杯になる」と
のお声がありましたので薬剤欄を24行に増やしました.
チャート印刷時のコメント欄もオプション選択で増やせるようにしました.
麻酔記録にコメントをたくさん書かれる先生方にもお使いいただけます.
4.「設定は今のままで作表機能だけ追加したい」とお考えの方は,
パッケージ中のBINフォルダ内全てとADM\cvtest.txtを上書きして
いただければ,今までどおりの設定でお使いいただけます.
5.フクダ電子の最新機種DS8500との接続にはまだ不具合がありますが
近日中に直すつもりです.
http://homepage2.nifty.com/ech/ または paperChart でGoogle 検索.
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神戸市灘区篠原北町3丁目11番15号
神戸海星病院麻酔科 越川正嗣