研修ワンポイント

麻酔導入後の声かけ

麻酔科医は他の麻酔科医の麻酔を見る機会は少ない。最近、自分の症例の入室までに余裕のあるときには、できるだけ他の麻酔科医(麻酔専門医以上)の麻酔導入を見ることにしている。自分の参考にもなるし、どのような対応をしているかがわかる。麻酔導入法やテクニックを見ているのではない、一挙手一投足、立ち振る舞いを見ているのである。
本日、管理人以外で、はじめて、普通では意識がないと考えられる(BISが40程度までさがっている)患者さんに、声をかけながら医療行為を行っている麻酔専門医をみた(当院以外では初めてではない)。BISが40であっても必ず意識がないかといえば100%ではないことはお分かりであろう。しかし、その患者さんに声をかけていますか。管理人は、覚醒している可能性は少なくともなにか行う前には、必ず声をかけて行うようにしている。周りからはすこし変な目で見られることもあるが、以前より術中覚醒とPTSDのことを考えて、管理人はそのように対応するようにしたのである。おそらく、管理人と同じ考えであると思うが、初めてそのような麻酔科医を見た。だれかって?ヒミツです。
皆さんも、時間の空いているときには他の麻酔科医の麻酔導入や麻酔覚醒場面を見ると勉強になるかもしれません。

よくできる(ようにみえる)研修医のコツ前のページ

理系のための口頭発表術次のページ

関連記事

  1. 書籍紹介

    「麻酔と救急のために」の秘密

    スミルノフ教授に、「麻酔と救急のために」の秘密を指摘されてしまいました…

  2. 動画/デジカメ/プレゼン

    ふたりでおさんぽ2013年4月

    ふたりでおさんぽシリーズ、第4弾。春なので、久しぶりに歩きに出かけた。…

  3. 研修ワンポイント

    気管挿管時の足の位置

    気管挿管の時の足の位置を考えてみよう.患者さんの頭もとに立って,どのよ…

  4. 研修医向け

    オープンホスピタル2009 専門医研修(後期研修)のための病院見学会

    広島大学病院では、2009年8月24日(月)~28日(金)にオープンホ…

  5. マスコミ/報道

    医師不足改善へ、麻酔科医と産科医に歩合手当…兵庫県

    2008/3/27付け、Yomiuri Onlineに「医師不足改善へ…

  6. 初期研修医向け

    広島からtwitterとUstreamで救急カンファランス配信

    本日の19:00からtwitterとUstreamを使って、救急カンフ…

PAGE TOP