今年も6月末に麻酔科学サマーセミナーが沖縄本島で開催されます。基本的に6月の最 終週の金曜日〜日曜日であることは、本ブログの読者もうすうす感づいていたでしょう。暗黙の了解で、そのような日程になっているのです。この日程のわけ は、日本麻酔科学会学術集会が終わっている、他の麻酔科関連の学会がない、沖縄が梅雨明けしている、台風が来ないなどの様々な理由からそうなっています。 そうそう、天候もいいです。本格的な雨など降りません(晴れ男がいたりして)。これまで、雨が降ってどこにも出られなかったことは一度もありません。
さて、今回の麻酔科学サマーセミナーのみどころを解説します。
まずはじめに、セミナー併催のAHA BLSヘルスケアプロバイダーコースが開催されます。まだAHAのBLSを受講されていない方、再度、更新される方、6月12日までに申し込んでくださ い。まだ、間に合います。セミナーに参加すると3000円キャッシュバックされるので、事実上、最安値でセミナーの受講ができるということになります (キャッシュバックとはスマートな手を考えついたものです)。
また、今年から始まったバトルオンセミナーというセッションがあります。今年のバトルは「自動麻酔記録システム」です。各社の最新バージョンの自動麻酔記 録システムの特徴をセミナーで学ぶことができます。そのセミナーの前に、実際の自動麻酔記録に触ることができる時間が設けられています。本セミナーならで はのユーザーに優しい企画です。
気道管理ワークショップはLMA、再び!というタイトルで、日本未発売のデバイスのハンズオンができます。本邦で超有名なLMAのエバンジュリストから、 だれも使い方を学んでいない新しいデバイスの手ほどきを受けることができます。このデバイスは、近いうちに日本でも発売されると思います。
薬剤セミナーでは、小児の静脈麻酔と悩みも吹き飛ぶ鎮痛と鎮静のバランス〜術中から術後へ〜が予定されています。いずれも、本質をつく内容とディスカッションで参加者を満足させてくれると思います。
日本麻酔科学会学術総会が、インフルエンザ騒動で開催延期になり、学術的な新しい生の情報に飢えているのではないかとお察しします。私自身も、その一人です。
紺碧の海と晴れ渡った空を眺めながら、すがすがしい気持ちになれる沖縄の地で開催される第6回麻酔科学サマーセミナーにいらっしゃいませんか。
まだ、演題締め切りにも間に合います。参加登録にも間に合います。
麻酔科医だけでなく初期研修医、後期研修医の皆さんだけでなく、これらの関係企業の方々も、ぜひ参加してみてください。麻酔科医の今とこれからを感じることができるでしょう。また、セミナーに参加することで全国規模のヒトのつながりができるでしょう。
by 世話人No.6