このタイトルを見て、”あのときの”とピンときた人はいるはず。そう、最近では第7回麻酔科学サマーセミナーのコメンテータとしてのプレゼンの時である(その前は、6月の熊本での麻酔科の研究会の時である)。数名の入る小さな部屋でなく、比較的広い100名程度の講演で、演台につかずその前に出て、リモコン付きのレーザーポインターもって、きちんと発声してプレゼンする。マイクなしプレゼンである。管理人は最近、自分の話したいことを気持ちよく、調子よく話すためにマイクなしプレゼンを励行している。こんなことを始めたのは理由がある。司会者が、「マイクは?」と心配してくれるが、「マイクなしで!」と答える。すると、司会者は心配するが、これを見るのも楽しい。以外と通る声で話し始めるので、司会者も安心する。これを見るのも楽しい。この、マイクなしプレゼン、やみつきになる。演台の前に出ると、聴衆の皆さんの表情が手に取るようにわかるからである。
管理人がマイクを使って話すのは、講義形式の時だけである。このときは、マイクを持って演台について、あるときは座ってじっくり話をする。スライドも作りが違う。演台についているときは、1枚のスライドをじっくり説明する。逆にマイクなしプレゼンの場合は、スライドの送りは聴衆の反応に応じて変化する。マイクなしプレゼンモードになったときは、管理人は落語家のような話し方をする。はじめはゆっくりと、のってくればテンポよく、受けが悪ければ、アドリブを入れるなど、プレゼン中に変化を持たせている。この、マイクなしプレゼンができるネタは、そんなに多くない。自信がある十八番のモノだけである。管理人が、「マイクなしで」と言ったときには、笑いがとれるネタである。
マイクなしプレゼン
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