初期研修医向け

ミズチバ防止策ーその後

「ミズチバ防止策−いいね!」の反響は大きかった。各方面から、様々な意見をいただいたので紹介したい。シールを本体に貼り付ける以外の対策として、アルチバの青いプラスチックキャップを注射器にテープで貼り付けるというのもよいという。これで、ほぼミズチバを撲滅した施設があるという。さて、昨日紹介したアルチバシールを未使用のアルチババイアルに巻き付ける方法であるが、これは薬剤部に反対された。当院がそのようなことを行うと反響が大きいからという。本当かどうかわからないが、手術室の薬剤に関する取り扱いの問い合わせがおおいのだそうだ。手術室に薬剤師を配置して管理しているため、全国のモデルケースになっているためと思われる。担当者の見解として、メーカーに要望をあげてメーカー側が対策するのを待つという。たしかに、こちら側の努力でミズチバを減らすためにメーカーの対策が行われなくなってしまっては元も子もない。このような対策は公開せずにこっそり行う必要があると思った。
もうひとつ、アルチバのシールではなく元から貼ってあるラベルをはがして注射器に貼るというモノである。しかしながら、このラベルをはがすにはちょっと時間がかかりすぎて、アルチバのセットが遅れてしまう可能性がある。ラベルははがしにくいのである。これは没としたい。
今回のミズチバ対策は、各施設の努力によるものであり、これによってメーカー側の対策が遅れるということにはつながらないと信じている。各施設で、様々なミズチバ対策をとっていると思うが、引き続きメーカーにも早急な対策を要望したい。

宮島セミナー in 広島前のページ

15th World Congress of Pain Clinicians (WSPC 2012)次のページ

関連記事

  1. 医療全般

    日本医学会が声明文―福島県立大野病院の医師逮捕・起訴に関して―

    日本医学会が、平成18年12月6日付で福島県立大野病院の医師逮捕・起訴…

  2. サイト紹介

    第16回麻酔科学ウィンターセミナーの抄録しめきりは2016年1月8日(金)

    第16回麻酔科学ウィンターセミナーは2016年2月5日(金)〜8日(日…

  3. ガイドライン

    医療用医薬品の販売情報提供活動に関するガイドラインが公開されました

    厚生労働省から医療用医薬品の販売情報提供活動に関するガイドラインが公開…

  4. 薬剤

    アナペインの適応外使用に係わる保険診療上の取扱いについて

    アナペインの適応外使用の保険診療上の取扱いについてが、国民健康保険中央…

PAGE TOP