- ホーム
- 過去の記事一覧
研修ワンポイント
「麻酔科研修チェックノート」正誤表の在処
「麻酔科研修チェックノート」の正誤表は羊土社のホームページにあります。間違いを見つけたときには、羊土社または著者まで連絡をいただければ幸いです。…
点滴をとる(その2)
一般人が「点滴をとる」と表現する場合,通常,点滴ルートの抜針をすることを意味する.不用意に「点滴をとる」と言うと,「どうして点滴をしていないのに点滴を取り外して…
Killipの分類とは?
DPCの評価でKillipの分類というのがあります.いまさらここに書く内容でもないのですが,メモ的に書いておきます.【Killip分類】 身体所見より心機能を…
点滴をとる
あなたは患者さんに,「点滴をとる」と言いますか?点滴は「取る」ではなく,「する」と言った方がよいです.点滴を取るというのは,ものを取ることと同じで,医療行為を行…
天使の挿管と悪魔の挿管
最近,力づくで気管挿管を行って,患者さんの歯を折ったり,唇をきづつけたりする挿管を,「悪魔の挿管」と呼んでいる.逆に,きちんと合併症の無いように配慮して上手に行…
バランス麻酔のレベル分類
電脳麻酔ブログに「バランス麻酔のレベル分類」が紹介されている.麻酔の技術にレベルを想定するというのはよい考えだと思う.どのような麻酔が,よい麻酔かを考えるベース…
これはなんでしょうの答え
セボフレン側のキーインデックスでした.出題時に白黒にしようかと思ったのですが,意地が悪いのでカラーで出題しました.色をみてわかった方もあると思います. フォーレ…
CCSの狭心症重症度分類
麻酔科の保険点数がこの4月から変更になります。そのなかの重症患者の定義で聞きなれない分類があります。狭心症のCCS分類です。CCS分類とは以下の通りです。CC…
麻酔科研修必修手技項目
【必修】術前状態の把握とプレゼンテーション、麻酔器−麻酔回路点検、麻酔時の各種モニター装着、術中術後使用薬剤の希釈と取り扱い、輸血製剤と生物由来製剤の取り扱い、…
これは何でしょう
手術室で麻酔科が使用するものの一部の拡大写真です.正面像と側面像です. 答えは,数日後に発表します.…
てきてきの答え
「てきてき」とはなんでしょう?(1)輸液セット(2)輸液ポンプ(3)輸液ライン(4)採尿バッグ(5)採血用フォルダ答えは(2)です.輸液ポンプでは…
観察力(2)
観察力をつけることが大切で、見ることも大切な研修であると以前に書きました。私の臨床研修医の指導方針は、できそうなことだけやらせて、できなそうなことは指導医のやっ…
鵜呑み
「物事を鵜呑みにする」というように使う言葉がある。1週間ほど前に「医療ミス重なり患者死亡 3医師を書類送検」という記事が各新聞に掲載された。この事件では、血液検…
ピコピコとってきて
「ピコピコとってきて」というとなぜだか、当院ではどんな手術室看護師さんにも通用してしまうのです。ピコピコとはなんでしょうか。多分、広島地方でしか通用しないと思う…
観察力(1)
臨床研修医に限らず,身につけるべき能力だと思います.臨床研修における観察とは,その道の専門医がどのように医療行為(場合よっては患者対応)を行っているかを見る力(…
プレゼンの新採点法
以前に「にて,にて攻撃」を紹介しましたが,今日はプレゼンテーションの採点方法についてです.最近,やはり「にて,にて攻撃」が横行しています.何度言っても,新しい研…
エアウェイ
歯がない患者さんのバッグマスク換気の時に,エアウェイ(口腔)を活用しているだろうか.歯がないときにはマスクがフィットしにくく漏れができてうまく換気できないことが…
静脈ルート確保を失敗したとき
麻酔前の静脈ルート確保を失敗したとき,患者さんにどう対応するか?ここが,研修医の試練の第一歩です.失敗したときにどのようにフォローできるか.次の静脈穿刺の前に,…
症例のプレゼンテーション
当院麻酔科は,当日の麻酔科管理症例のカンファレンスを朝に行っています.多くの麻酔科では,朝に行うことが多いと思います.この症例カンファレンスで,研修医の皆さんが…
動脈圧が低い
観血的動脈圧測定をしていると,何らかのトラブルで動脈波形が出なくなることがある.本当に血圧が低い場合にももちろん,動脈圧は低く表示され,動脈圧波形もたよりない波…