なんば歩き(6)
「井桁くずし」というワザを使うと比較的容易に,重心が左右に交互に移動できる.常歩(なみあし)と動き出しには,「井桁くずし」の動画が掲載されている.これを見ると,前にひねり手のひらを上に向けた側の手と同側の足に重心が移動している.重心移動の時に素直に移動する側の足に重心を移動できる.たったこれだけと思うが,そうなのである.「なんば歩き」の出した足と同側の腕が出るというのは,まさにこの状態であることが実感できる.
今月号(2006年3月号)のスキージャーナルでも,小林平康の新感覚スキーイングで,「井桁くずし」と「二軸感覚」が取り上げられている.