2010年10月24日

医学中央雑誌編集委員会出席後記

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今年から管理人は医学中央雑誌の編集委員にさせていただいた。先日、編集委員会に出席したので、その感想を含めて今後の展望やら要望に関してメモを残したいと思う。
編集委員会に出席して感じたことは、超有名な先生(医学書や医学雑誌をみると必ず名前が出ているようなすごい先生)からなる会であるということ。管理がサインをもらいたい先生がたくさんいるということだ。
さて、編集委員会はというと編集方針を担当する委員会らしい。この委員会が年に1回しか開かれない意見を求める委員会だとすると、編集委員会という名前がふさわしいかどうか。たぶん、昔は編集方針のみを決める委員会だったのだろう。今は編集方針だけでなく、どのようなデータベースを作るか、どのように使えばユーザーが便利になるかを考えなければならない時代になっているため、そのたぐいの方向性なども示される。名前を再考するか、別の委員会を創設する必要があるのではないだろうか。
今後の医学中央雑誌のあり方にも関わる問題であるが、せっかく入力している日本語文献データベースをどのように検索するかだけでなく、どのように解析するか、そしてそれから新たな使い道を生み出す必要があるのではないかということである。
私のお隣の席の先生とも意気投合したのだが、使い道の研究をする部門を創設したらどうだろうか。PubMedとは明らかに異なる性格のデータベースなので、同じ方向性でよいわけがない。日本語文献データベースがどのように使われるかをよく考える必要がある。また、どのような職種がどの様な使い方をしているか、何のために使っているかをよく分析して、それぞれの使い方に最適化した検索結果を(それとなく)提示することが必要であると思う。
データベースは抄録がすべてついていなくてもよいが、カバーする範囲は網羅的である必要がある。特に、日本語の場合、各施設や部署(学会の専門医や認定医のチェックでも必要かもしれない)の業績データベースとして使用可能なので、それらを網羅できる範囲が必要である。また、学会や企業が発行する医学雑誌(や看護学雑誌)で、採択されていない雑誌にたいして、向こうから採択をお願いされるような知名度に引き上げる必要がある。medlineやインパクトファクターのように、それに掲載されること自体がステータスになるようなデータベースを目指すべきだと思う。載せてあげるという態度ではなく、自然にお願いされるというニュアンスで。
知名度を上げるために宣伝することが大切なのは、言うまでもない。データベースの権利を売ること以外に、社会的に歴史があって(1903年:明治36年創刊)、日本語の医学文献をほぼ網羅している(しつつある)ものであることや、それから引き出されるものは役に立つ(ここを、どのような形で役に立つかを提案できることが大切)ということを宣伝する部門が必要なのではないだろうか。
現時点で気づいたことを、いろいろ書いてしまったが、どういった方向性で発展させるかということは、全ての組織において常に考えておくべきことであると思う。
医学中央雑誌がどのように変わっていくのをみるのが楽しみになってきた。

2009年7月24日

未来のための Q&A 7 人の質問

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Google+YouTubeに「未来のための Q&A 」が、公開されています。衆議院議員を目指す人に聞いてみたいこと。7人が問いかけているんですが、なかなかおもしろい質問ばかりです。すべての衆議院議員を目指す人に答えてほしいです。
これはGoogleモデレーターという仕組みを使っています。

未来のための Q&A 7 人の質問

2007年8月23日

Volalist3

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Vocalist3が発売されている.
徳永英明が女性アーティストの名曲をカバーした大ヒットシリーズ【VOCALIST】の第三弾である.最近の管理人のお気に入りの1枚である.選曲が抜群にいい.もちろん,iTuneStoreからも購入可能です.
昨年、一昨年と発売した【VOCALIST】【VOCALIST2】もお気に入りである.

01. PRIDE (今井美樹)
02. まちぶせ (石川ひとみ)
03. ENDLESS STORY (REINA starring YUNA ITO)
04. 桃色吐息 (高橋真梨子)
05. CAN YOU CELEBRATE? (安室奈美江)
06. やさしいキスをして (DREAMS COME TRUE)
07. わかれうた (中島みゆき)
08. 迷い道 (渡辺真知子)
09. たそがれマイ・ラヴ (大橋純子)
10. 恋におちて-Fall in Love- (小林明子)
11. Time goes by (Every Little Thing)
12. 月のしずく (RUI)
13. 元気を出して (竹内まりや)

2007年3月26日

サーバを移転しました

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本日,サーバを移転しました.以前は,カナダのサーバを利用していたのですが,日本のサーバに移転しました.少しレスポンスが良くなった感じです.ほぼ,以前と同じように動作するのですが,一部のCGIの設定が不完全です.それ以外でおかしいところがございましたら管理人宛メールをお願いします.

2006年6月 8日

日本麻酔科学会ソフトウェアコンテスト回想

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「研究者のための文献管理PCソリューション」の著者紹介欄に、日本麻酔科学会ソフトウェアコンテストで10回、優秀賞以上を獲得したら引退すると書いていたが、なんと今年のソフトウェアコンテストで10回を達成してしまった。しかし、そのことに気づいた審査員長に「引退は許しません」宣言をされてしまった。また、次の10回を目指して地道にがんばろうと思う。さて、日本麻酔科学会ソフトウェアコンテストを振り返ってみると、1991年の第38回日本麻酔学会(大阪市:藤森会長)が第1回で、毎年1回開催されてきたので、今年の第53回日本麻酔科学会で第16回になる。
管理人の成績は
最優秀賞(グランプリ) 1回
優秀賞          9回
社会賞          2回
ユーモア賞       1回
アイデア賞       1回
Palm実用賞      1回
カタボン賞       1回
努力賞         8回
で、全部で24作品エントリーしたことになるので、2回に1回は、1つの学会に2作品出していたことになる。
社会賞の1回は、SaveRavonalの全記録(CD-ROM)で「麻酔ディスカッションリスト一同」としていただいたものである。もう1回の社会賞は、「JSA麻酔台帳」である。グランプリは、2001年で「個別対応麻酔説明ビデオソフトウェア」、優秀賞は「麻酔メモ」「RT」「ASA-OS」「気管挿管事前学習サイト」などである。

2006年3月 9日

このブログの秘密

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最近、「毎日ご苦労様です」などというメールをいただいた。確かに、このブログは毎日アップされている。しかし、秘密がある。毎日かいているわけではないのに毎日アップされるということである。賢明な読者はお気付きであろうが、定期的(いや不定期的)にひとつづつ話題を自動的にアップするタイマーが仕掛けられている。このエントリーもタイマーによってアップされたものである。