2010年1月27日

AnestAssist 1.3

AnestAssist1.3が出ている。時間スケールに経過時間が選べるようになっていて実践的にはなってきた。下段にあるInteraction modelも小さく表示されて、上段のグラフの視認性はよくなった。2点の問題点がある。経過時間が1分単位になるように横軸をのばしたとき時刻のメモリが画面から消えてしまう。縦線を増やして10秒単位、30秒単位がわかるようにするか、そんなに引き延ばさなくてもわかるようにタップした時点の時刻と濃度をポップアップするか、何らかの対策が欲しいところだ。もう一つは、Add Durg givenの選択では、かならずPropofolが選択されているところで、ViewPK/PD画面でremiを見ているのにPropofolがデフォールトになるのはどうだろうか。Sevoの画面を見ていてもpropofolがデフォールトとして選択される。流れとしては、Propofolのグラフを見ているときにDrug Inputを押せば薬剤は自動選択されているのが自然だろう。Inhaled Agentsを選択するとIsofluraneが常にデフォールトとして選択されていて、日本の事情に合わせるとするならばSevoだろう。完成度は、ずいぶん上がってきた。つぎの課題は、ユーザーのワークフローを意識した仕組みを取り入れることだろう。