2011年5月18日
2011年5月 6日
超!文献管理ソリューション ~PubMed/医中誌検索からクラウド活用まで~
「超!文献管理ソリューション ~PubMed/医中誌検索からクラウド活用まで~ 」讃岐美智義 著が、2011/5/31に学研メディカル秀潤社から発売になります。かなり気合いを入れて書きました。
すでに、予約が始まっているサイトがあります。
■「超!文献管理ソリューション ~PubMed/医中誌検索からクラウド活用まで~ 」(全国書店ネットワークe-hon)
■「超!文献管理ソリューション ~PubMed/医中誌検索からクラウド活用まで~ 」(セブンネットショッピング)
残念ながら、Amazon.co.jpにはまだでていません。
出版社のサイトにもまだ出ていませんが、ここでは「医師のためのモバイル仕事術」が入手できます。
■学研メディカル秀潤社
2011年3月 3日
文献管理PCソリューション改訂中
秀潤社の文献管理PCソリューションを改訂中です。
先日、国立国際医療研究センターで「クラウドによる文献管理」を講演させていただき、好評だったのに気をよくして、今度はクラウドを活用した文献管理やクラウドソフトの手引き、さらにはiPadやiPhoneからの文献ちょいよみを含む予定です。
2011年2月19日
医中誌WEBが4月11日にver5になる
医中誌WEBが、久しぶりにバージョンアップするらしいです。「Ver.5」のバージョンアップの概要は、以下のようです。
検索画面が一新し、「BASIC MODE」と「ADVANCED MODE」が統合されます。「ログインまでのステップを簡略化」「検索対象年のデフォルトを全年に」などのベーシックな部分を始め、従来の書誌確認画面やシソーラス参照画面の改善し、全体的な使い勝手が向上します。
また新たな機能として、検索結果内での参考文献情報を表示や、外部APIの公開などがあります。
そして、2回目のバージョンアップとして7月11日にはMy医中誌機能とメールアラートが予定されています。管理人としてはPubMedのMyNCBIのような機能をイメージしますが、こちらの発表はまだのようです。これも期待できますね。
2010年10月24日
医学中央雑誌編集委員会出席後記
今年から管理人は医学中央雑誌の編集委員にさせていただいた。先日、編集委員会に出席したので、その感想を含めて今後の展望やら要望に関してメモを残したいと思う。
編集委員会に出席して感じたことは、超有名な先生(医学書や医学雑誌をみると必ず名前が出ているようなすごい先生)からなる会であるということ。管理がサインをもらいたい先生がたくさんいるということだ。
さて、編集委員会はというと編集方針を担当する委員会らしい。この委員会が年に1回しか開かれない意見を求める委員会だとすると、編集委員会という名前がふさわしいかどうか。たぶん、昔は編集方針のみを決める委員会だったのだろう。今は編集方針だけでなく、どのようなデータベースを作るか、どのように使えばユーザーが便利になるかを考えなければならない時代になっているため、そのたぐいの方向性なども示される。名前を再考するか、別の委員会を創設する必要があるのではないだろうか。
今後の医学中央雑誌のあり方にも関わる問題であるが、せっかく入力している日本語文献データベースをどのように検索するかだけでなく、どのように解析するか、そしてそれから新たな使い道を生み出す必要があるのではないかということである。
私のお隣の席の先生とも意気投合したのだが、使い道の研究をする部門を創設したらどうだろうか。PubMedとは明らかに異なる性格のデータベースなので、同じ方向性でよいわけがない。日本語文献データベースがどのように使われるかをよく考える必要がある。また、どのような職種がどの様な使い方をしているか、何のために使っているかをよく分析して、それぞれの使い方に最適化した検索結果を(それとなく)提示することが必要であると思う。
データベースは抄録がすべてついていなくてもよいが、カバーする範囲は網羅的である必要がある。特に、日本語の場合、各施設や部署(学会の専門医や認定医のチェックでも必要かもしれない)の業績データベースとして使用可能なので、それらを網羅できる範囲が必要である。また、学会や企業が発行する医学雑誌(や看護学雑誌)で、採択されていない雑誌にたいして、向こうから採択をお願いされるような知名度に引き上げる必要がある。medlineやインパクトファクターのように、それに掲載されること自体がステータスになるようなデータベースを目指すべきだと思う。載せてあげるという態度ではなく、自然にお願いされるというニュアンスで。
知名度を上げるために宣伝することが大切なのは、言うまでもない。データベースの権利を売ること以外に、社会的に歴史があって(1903年:明治36年創刊)、日本語の医学文献をほぼ網羅している(しつつある)ものであることや、それから引き出されるものは役に立つ(ここを、どのような形で役に立つかを提案できることが大切)ということを宣伝する部門が必要なのではないだろうか。
現時点で気づいたことを、いろいろ書いてしまったが、どういった方向性で発展させるかということは、全ての組織において常に考えておくべきことであると思う。
医学中央雑誌がどのように変わっていくのをみるのが楽しみになってきた。
2009年9月23日
zotero
Firefoxのアドオンでzoteroというソフトウェアがある。WEB上、いやFirefox上で文献管理ができるソフトウェアである。Endnoteとの違いは、サポートがないフリーであるという点。参考文献リストも形式は限定されるが可能である。抄録や書誌事項を掲載したページへのリンクとそこからダウンロードしたPDFや画像の管理も可能である。フォルダ単位の整理ができるので、この部分に関してはEndnoteX3と同等の機能と思っていいだろう。一時的にZoteroを使って、Ref/BibIX形式でエクスポートすればEndnoteからimportが可能である。Endnote派の方は、文献管理に、いまさらzoteroを使用する必要はないと思う。機能的にはEndnoteの方がずいぶん上回っている。
管理人は、zoteroをWEBサイトのスクラップ管理に使っている。文献管理は、endnoteかな。endnoteは手放せない。
2009年8月11日
2009年8月 8日
h指数
物理学者ジョージ・E・ハーシュが引用索引データベースWeb of ScienceのTimes Cited(被引用数)を元に考案した指標で、論文数と被引用数とに基づいて、科学者の科学的貢献度を示すもの。
Impact Factorにご不満の方は、h指数で表現してみてはいかがでしょう。
2007年12月14日
医中誌からEndNoteにダイレクトエクスポート
医中誌Ver4では、RefWorksにひきつづいて2007年12月23日(日)からEndNoteへもダイレクトエクスポートできるようになる。「ダイレクトエクスポート」をクリックすると、ファイルのダウンロード画面が表示され、そこで「開く」をクリックすると、EndNoteへエクスポートが実行されます。
つまりわざわざEndNoteを開いて取り込まなくても医中誌の画面から直接、EndNoteのファイルに取り込める機能である。ただし、ダイレクトエクスポートするパソコンにEndNoteがインストールされている必要がある。EndNoteがインストールされていない場合でも、同様のダウンロード画面が表示されるらしいがこの場合は意味がない。
※今回ダイレクトエクスポートが可能となるのは、EndNote(デスクトップ版)で、EndNoteのオンライン版「EndNote Web」へは追って対応の予定とのこと
2007年9月12日
最新EndNote活用ガイド デジタル文献整理術[第3版]
「最新EndNote活用ガイド デジタル文献整理術」の第3版が発行されます。Amazonで予約受付中です。今回の改訂ではEndNote WEBについても1章を設けて解説しました。ぜひ!
■デジタル文献整理術 第3版(克誠堂)