2009年9月14日

第6回JB-POT受験記 永竜澪紗恭

永竜澪紗恭さんからいただきました。
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第6回JB-POT受験記
永竜澪紗恭

 今年は,すみだリバーサイドホール(1Fワンフロアー)で行われた.心臓麻酔専門医導入の影響か40代の受験者が増えたようにみえた.ビデオ90分30症例40問,昼食休憩は約70分,筆記120分80問.今回も1人1台モニタ配置.ところで,試験前のアンケートで医師以外の職種欄に看護師もあった.(想像:JBPOT持ってる看護師..かっこいいなぁ)
 さて,今回のビデオ問題では,画像の前に設問選択肢をすべてしっかり見とかないと,画像が終わって設問(特に2問ある場合)を見たときに「これ見逃した!」という感じの問題もいくつかあった.ま,2度目の画像でどうにかチェックできますが...あと,「誤っているものはどれか」,という問題が多い印象があった.なお,ここでは電卓を使うことは無し.超難しかったという声は周りからは聞こえなかったが,いろんなビューを見慣れていないと戸惑うのと詳細な知識の裏付け+臨床応用力がないと自信を持って答えられないレベルの問題だったと思います.まあ去年よりは簡単だったのかも.
 昼の弁当はまずまずの量.対岸浅草の屋形船待ちの行列を眺めながら,静かでのんびりとした時間が流れるなかでの昼食もオツでした.
 午後の筆記は,詳細な知識の裏付けがないと答えをなかなか1つに絞り込めない問題が多いため,難しく感じたが,設問の多くが簡潔であったせいか時間内には解き終わった.30分以上前に退席する方々もおられました.すごい! 印象的なキーワードは,一次孔二次孔,冬眠心筋,でしょうか.こちらは例年どおりの難しさ.
 まとめると,個人的には,かつてに比べて画像がどのビューかわからないことはなくなり,自信をもって消去できる設問選択肢の数も増えたようには思います.しかし,やはりJBPOTは一筋縄ではいきませんね.アテにならない自己過大評価をしますと,ビデオで70ポイント,筆記で50ポイント,総合60%でギリギリクリア,ならうれしいのですが,これまでの感触と大きく変わらないのできびしいですね.