麻酔点数計算ソフトafee -JavaScript version-
かブログ先生のところにある、麻酔点数計算ソフト「afee -JavaScript version-」です。WEB上で計算ができます。
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麻酔科医として生きる!「麻酔科医、麻酔科医になりたい人、麻酔科医を知りたい人のためサイト」(エムサヌキ・ドット・ネット)
2011年6月30日
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2011年6月17日
全身麻酔(Anesthesia)の3要素とは、鎮痛(Analgesia:無痛)、鎮静(Amnesia:健忘)、筋弛緩(Akinesia:不動)と3つのAとして3Aで表すことができる。これは、知っているという方が多いと思う。これとは別に、麻酔管理の3要素とは、3Bで表現できる。BP(Blood pressure:血圧、特に平均血圧)、BT(Body temperature:体温)、BIS(BIS値:脳波から導き出される大脳の活動度、鎮静度)である。この3Bというのは、管理人が研修医によく言っているオリジナルであるが、これを話すと納得する。麻酔管理は、全身麻酔中に3Aを満たすようにモニタをつかって生体を管理しつづけ、その最後には問題なく元の状態に戻ること。麻酔を導入したらおしまいというのではなく、研修医が学ぶべきことは麻酔維持中の状態をコントロールすること(指導医がどのようにコントロールしているかを見取ること)。麻酔薬の上げ下げだけに終始するのでなく、管理目標を設定してその状態に保つには、そのとき何をすべきかを判断すること。たとえば、リスクがない患者であっても3Bを意識する。血圧の管理目標は平均血圧で65以上に、体温(中心温)は37.0℃、BIS値は50を保つために、どうすべかを常に考えること。アラームが鳴らない時のモニタは眺めるものではなく、何をすべきかを考えさせる判断材料を与えてくれるものである。麻酔中は、モニタだけでなく、術野や、麻酔科医が行っている医療行為(麻酔薬投与、輸液や輸血、体温管理、人工呼吸および循環管理)を含めて状態の変化を考えること。ここで、麻酔科研修チェックノート(第3版 p.154)のコラム「攻めの麻酔と守りの麻酔」を思い出して欲しい。攻めの麻酔(先手の麻酔)とは「患者の状態の変化,手術侵襲の変化を的確に捉えて,あらかじめ予測して積極的に輸液管理,循環管理,呼吸管理などを行い適切な麻酔状態に維持すること」で、守りの麻酔(後手の麻酔)とは「ただ漫然と麻酔薬を入れるだけ」と書いているのはこのことである。血圧が下がれば、麻酔薬の投与速度を下げ、血圧が上がれば麻酔薬投与速度を上げるだけではいけない。
2011年6月16日
サンヨーがエネループを発売していることはご存じかと思う。昨年、サンヨーブランドがパナソニックブランドに統一されるというニュースが流れた。現在、発売されているエネループは、いまだ、サンヨーブランドである。パナソニックのサイトに「~eneloopシリーズに新ラインアップを追加~高容量タイプと、高信頼性タイプの充電池「eneloop pro」「eneloop plus」を新発売 」というニュースリリースが発表されている。エネループプロは黒くてかっこいい。plusの方もサンヨーブランドのものとは似ているが、一見して違うことがわかる。
■~eneloopシリーズに新ラインアップを追加~高容量タイプと、高信頼性タイプの充電池「eneloop pro」「eneloop plus」を新発売 (パナソニック)
2011年6月14日
JB-POTがEchoRoundsというe-learningを公開した。これはiPadやAndroidにも対応している。これまで、学会が提供する学術コンテンツでこのような、今風なものがあったであろうか。若者を育てたいという思いが見て取れる(☆☆☆☆☆)。JB-POTとは日本周術期経食道心エコー委員会のことで、これは日本心臓血管麻酔学会に属する組織である。
2011年6月 3日
周術期管理チームテキスト (第2版)の販売がAmazonで始まっています。今年から市販されます。現時点では入荷していないようですが注文はできます。管理人も開腹術ところを執筆しています。この書籍は、周術期管理に携わる看護師、薬剤師、ME、外科医、もちろん研修医も必携です。後期研修医や麻酔科専門医も目を通しておき必要があるでしょう。かなりおすすめです。