2010年12月31日

ハイブリッド・スキーイング

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今年も最後の話題。先日、ハイブリッド・スキーイングなる考え方を習った。ハイブリッド車から採ったようなネーミングだ。このスキーの滑り方は、自然で楽なスキー。昨年も同じ事を言っていたような。。。
末端主導から体幹主導へ(スキーではなく、スキーヤーの重心を動かしてターンする)。重さが作用する位置は両スキーの間で、必ず両スキーの間に立ってなければならない。
まず、緩斜面での練習は、両脚をプルークスタンスとして、斜面を斜めに横切るつもりで滑り始める。
谷脚に重心を移動して横滑りを許容しながら移動(落下)するとターンが始まるので、そのまま自然に両スキーの間に重心が落ちるようにターンを継続する(谷回り時、いつまでも内脚の上のみにいない。外脚は内脚に遅れないないように常に前に動かして行く)。この際、谷側への横滑りは内脚に重心を移動するキッカケだけででテールを振り出さない。あくまで重心の移動により落下していく感覚を大切にする。これを、重力とそれを生かした身体運動(重心移動)によるスキーということで、「ハイブリッド・スキーイング」を理解した。あくまでも、横滑りのみをするのではなく、進行方向に移動しながら板をフラットにして横滑りを許容しながら内脚に重心を移動すると、勝手にターンを始めるというのを感じ取ることが大切だと思いました。

守破離

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規矩作法 守り尽くして 破るとも 離るるとても もとを忘るな
千利休
千利休の言葉である。これは、守破離(しゅはり)といい、武道や禅の教えを歌に詠んだものです。

「守破離」というのは、ある道を究めるのに、歩むべき3段階のこと
 
「守」とは、師や各流派の教えを忠実に守り、それからはずれることのないように精進して身につけよ、という意味で初めの段階で、これが基本(もと)です。

「破」とは、今まで学んで身につけた教えから一歩進めて他流の教え、技を取り入れることを心がけ、師から教えられたものにこだわらず、さらに心と技を発展させよ、という意味。

「離」とは、破からさらに修行して、守にとらわれず破も意識せず、新しい世界を拓き、独自のものを生みだせ、ということ。

さらに、「離」の段階に至っても基本(もと)を忘れないようにしなければならない。

これは、麻酔科医にとっても言えることで、麻酔科専門医をとるくらいまでは「破」や「離」を考えずに基本をみっちり身につけることが大切。その基本が身についていなければ、「破」や「離」の境地に至ることはできません。その道を極めるなら「離」に到達したいものです。

2010年12月27日

MATAWARI JAPAN

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えにし治療院の中村先生のMATAWARI JAPANがYouTubeにでています。股関節の可動域を広げるためにも、骨盤をたてるためにもいいと思います。現在、管理人も挑戦中ですが。。。

2010年12月19日

Drobo

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データのバックアップがギガバイトでなくテラバイト単位になってきた。RAID5やRAID10なんかだと結構、費用がかさむしトラブルに見舞われたときに修復するのは結構大変です。そこで、Data Roboticsの Drobo が注目されている。この製品のよいのは、管理に手間がかからないこと。空き容量が足りなくなったら、新しいHDDを買ってきて追加すると自動的にデータを再配置してくれる。4つのドライブベイが全部埋まった後は、一番小さい容量のHDDを抜いて新しいHDDに交換すればよいらしい。なんと、HDDの抜き差しは電源入れたままでも可能である。
Droboはミラーリングもしくはシングルパリティ(RAID 5相当)なのだが、 DroboPro という上位製品がある。これは8 HDDまで搭載できて、ダブルパリティ(RAID 6相当)にも対応している。RAIDを超えるのでDroobの冗長化技術は Beyond RAIDと呼ばれている。この、DroboProは、Amazonでも購入できる。値段はさすがに、ちょっと高め。本気でやるなら、この程度のものを用意したい。
NASかとおもいきや、そうではないらしい。DroboShareは、DroboをNAS化するためのDrobo専用のネットワーク機器を使用すればNASになる。また、Drobo FSというNAS機能を持った製品もある。

Data Robotics, Inc
Drobo社の製品(Amazon.co.jp)
Drobo(黒船GADGET)並行輸入品

2010年12月 9日

何を考えて動作を見るか?

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いろいろなモノを見るとき、たとえば、気管挿管、硬膜外穿刺、麻酔導入の手順、麻酔維持中の一挙手一投足などを見るとき、何を考えてそれを見るかということ。一番の基本は、自分がそれを行おうとするのにまねをするためにどこにポイントがあるかどうかを見極めたいと思うことである。ぼーっとして見ているのではなく、自分がやるとしたらどうしなければならないかを頭にインプットしながら見ることである。1回だけ見てまねできることは少ない。何度も違った角度から見てみること。たとえば、形だけをまねするのではなく、その形になる必然性などが考えられればよい。考えながら物事を見つめるというのが、大切に思う。
若い頃、師匠に言われた言葉「考える麻酔科医を目指せ!」を今でもことあるごとに思い出す。この、考える麻酔科医を目指すためにいろいろ考えてきたことが、新たな視点から物事を見るための原動力になっている様に思う。
物事を見るときには、本当の意味を考えながら見るクセをつけるというトレーニングを若い頃から行ってきたからこそ、人と違った視点でモノが見られるようになったのではないかと考えるこの頃である。
電脳麻酔ブログにSanuki先生の視点と書いてあったので、ちょっとコメントでした。
最近、研修医の手技を写真に撮って、手術室内で解説すると、それを(ブログで)公開しないでくださいねと釘を刺されるようになった。これまで、研修医の手技を写真で公開したことはないんだけど。。。

2010年12月 4日

声力(こえじから)

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プレゼンテーションをするときに管理人が気をつけていることの一つに声の出し方があります。それは、音量(大きさ)、音程(高さ)、スピード(話す速さ)、発声(息のはきかたや滑舌)の4つです。このプレゼンテーションの時の発声が、プレゼンの大きな部分を握っていることにお気づきでしょうか。この発声の部分を声力(こえじから)と呼ぶ様です。発声に関しては練習するしかありません。滑舌に関しては、あえいうえおあお をよく練習しています。注意点として、(1)口の形をきちんと作って、はっきり言うこと、(2)おなかから声を出すこと、(3)はっきりと発音することです。管理人も、長い講義などでは早口になったりしたときに滑舌が悪くなる傾向があるので、最近はよく練習しています。

あえいうえおあお
かけきくけこかこ
させしすせそさそ
たてちつてとたと
なねにぬねのなの
はへひふへほはほ
まめみむめもまも
やえいゆえよやよ
られりるれろらろ
わえいうえおわお

がげぎぐげごがご
ざぜじずぜぞざぞ
だでぢづてどだど
ばべびぶべぼばぼ
ぱぺぴぷぺぽぱぽ