2013年3月 7日

麻酔科医が求める手術室環境〜麻酔ワークステーションと周辺を真剣に考える〜

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JSA60kankyo.png日本麻酔科学会第60回学術集会の第2日目のランチョンセミナーで、「麻酔科医が求める手術室環境〜麻酔ワークステーションと周辺を真剣に考える〜」というタイトルでお話しをすることになりました。2013年5月24日(金)12:30:-13:30 会場は T会場(札幌プリンスホテル国際館パミール 6階 大雪)です。座席数は180席です。現在、事前登録を受け付けておりますので、日本麻酔科学会「DATURA」から事前参加登録(ID/パスワード要)をお願いします。当日は、席が余っていれば入場できるようです。これまでにない切り口で手術室環境を考えてみます。お楽しみに。

参加事前登録「DATURA」(ID/パスワード要)
「麻酔科医が求める手術室環境〜麻酔ワークステーションと周辺を真剣に考える〜」パンフレット表(PDF)
 裏は抄録がついているのでネット上では公開できません。
日本麻酔科学会第60回学術集会

2012年10月31日

麻酔科医ハナ4

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hana.jpg麻酔科医ハナの第4巻が発売されました。管理人は一家で読みました。我が家には、管理人以外にもう一人麻酔科医がいるのですが、さらにもう一人、やたら麻酔に興味を示す門前小僧もいます。Amazonから発売日に到着した第4巻をテーブルの上に置いていると、門前小僧が一番始めに読み、もう一人の麻酔科医が読み、なんと管理人は最後になってしまいました。
毎回、楽しみにしているのですが、今回はいいことがありました。

IMG_0011.pngなななんと、、、あとがきに管理人が登場しているではありませんか。O教授の下のますいかS先生とは管理人のことのようです。似てるでしょ。なかお白亜さん、ありがとう。

IMG_0010.pngその右頁には、女子医大で開かれた、麻酔科医ハナのサイン会の質疑応答コーナーで発言した、管理人の台詞が出ています。ここの管理人、☆を3つもつけてもらっています。このコマは、電脳麻酔ブログの先生が気づいてお知らせくださいました。そして、もう一人の麻酔科医も気づいていたそうです。

ぜひ、麻酔科医ハナをご購読ください。

2012年9月27日

AZ社インターネット生放送の反響

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今週の外勤で、外勤先の手術室の師長さんに「見ましたよ。おもしろかったです。」と声をかけられた。怪訝な顔をしていると、「AZのインターネットの麻酔の講義ですよ。」「○○先生と一緒に勉強させてもらいました。」
このAZ社のインターネット放送は、事前登録が必要で、おそらく麻酔科医しか見ていないだろうと思っていたのに、、、ちょっと驚いた。たしかに、誰か一人が登録して、その施設でプロジェクタにPCを接続して大画面で表示すれば大勢で見ることが可能である。いいことを教えてもらった。

2012年7月11日

Web refrasher course 2012年7月18日(水)

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WEB.png
AZ社の第2回Web refrasher courseが、2012年7月18日(水)に開催されます。周術期管理に関する講演をインターネット生中継で配信します。今回は、長田 理 先生(公益財団法人がん研究会がん研有明病院麻酔科 副部長)が「鎮静薬・鎮痛薬の相互作用 ~バランス麻酔を活用するために~ 」というタイトルで講演されます。管理人は、司会(兼 コメンテータ)として出演します。
事前登録制となっておりますので、インターネット生中継「AZ-Live」にご登録下さい。以下のサイトから事前登録が可能です。
お申し込み期限 2012年 7月17日(火)

Web refrasher course(アストラゼネカ)

2010年11月 7日

60年前のハロセンの気化器

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RIMG0144.JPGRIMG0149.JPG電脳麻酔ブログでも臨床麻酔学会のドレーゲルのブースに展示してあった気化器の話題を取り扱っているが、その隣に、ひっそりと飾られていた、骨董マニアには垂涎の気化器が飾ってあった。日本のドレーゲル社に密かに保管されていたもので、本社から返還指令が出ているほどのレアものである。ドイツのドレーゲル本社にもこの時代(1950年代)のものはないそうである。この気化器、なんと、ドアストッパーとして使われていたらしいのだ。誰にも見向きもされずに、ドアストッパーとして使われていたからこそ、比較的、よい保存状態であるのかもしれない。ドアストッパーは、だれも蹴りませんからね。右足が折れて(?)何か、ボルトか何かで代用しているのがわかる。

2009年10月24日

ASAで見つけたアイデア商品

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先週末からASA(米国麻酔学会)に出かけていました。そこで見つけたアイデア商品を紹介します。resize0004.jpg一つは、AccuVein AV300という血管を浮き出させるデバイス。これはすでに、ながれの麻酔科医の日々 さんのところでも紹介されている。同じところに目がとまったというわけ。赤外光をあてて血管を浮き出させる仕組みである。見事に浮き出て見える。少々、お値段が高くて$4500(現在のレートでは40万円)である。ワールドワイドに展開する予定らしいが、日本のディーラーはまだ決まっていない。
resize0003.jpgもう一つは、ベアハッガーという手術中のウオーマーを出している会社がやってくれました。モデルさんがきている、紫のディスポの手術着です。Bair Paws Flex Gownという名前の商品です。この手術着、腕のところから白いものが見えていますが、これは上半身用ブランケットです。このまま手術着を切り離すと使えます。また、顔の前にビニールを出していますが、これは胸のところにしまわれていて、そこから出してくれました。切り離すと下半身用のブランケットもできます。これを手術室入室前にきて入ってくると、すぐ加温の準備ができるというわけ。すごいアイデア商品だと思います。値段は聞きませんでしたが、ちょっと高そうです。じつは、このモデルさん、ASAの公認ホテルのロビー近くの会場行きバス乗り場付近にもこの格好で座っていました。ASAが開催されているころはニューオリンズは結構寒かったのですが、納得してしまいました。展示会場よりインパクトがあるコマーシャルでした。
resize0001.jpgもう一つは、バイブレーションで危険を知らせるベルトです。いろんなバイブレーションのパターンがあって、試した先生によるとかなりドスンという感じがあるらしいのです。resize0002.jpgモニターのアラームに反応して危険なときにはパターン別の振動でお知らせする。そのパターンが多すぎると何が起きているのかわからない(覚えられない)ので、結局、モニターをみて判断するしかないですね。アイデアはいいのですが、実物を見るとちょっと大きいです。これは、売り物ではなくて研究段階だということでした。

2009年10月 1日

Covidien社がBISモニターのアスペクト社を買収

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BusinessWireに「Covidien社、アスペクト・メディカル・システムズ社買収の正式契約を発表」というニュースが出ています。いつか買収されるのではないかと思っていました。

2007年11月14日

祝,スミルノフ教授公式ウェッブサイト復活

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最近,スミルノフ教授の公式ウェッブサイトの更新が元に戻ってきたようだ.ただし,以前とはかなり芸風が異なる.
本日の話題は,「山下達郎のクリスマス・イブのキーを上げると・・・」.Youtobeの話題であるが,以前とは異なり,オタク度が下がっていて,一般ウケする内容となっている.

2007年10月24日

ipod touch病

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ipodtouch.jpg最近,管理人はipod touch病になってしまった.画面を指でなぞると何でも動かせると思いこんでしまう.先日も外勤先の日本コーリン(現オムロンコーリン)のモニター画面を指でなぞってアラームの範囲を変えようとしたが動かない.看護師さんに,うちのモニターはそんな高級ではないので,画面をなぞってはアラームの範囲を変更できないことを指摘されてしまった.はっと気づいて,モニターの下に出ている実ボタンを何度か押して変更した.なぜか,そのようにしかできないモニターを見ると寂しい気持ちになる.遅れている...そう思ってしまう.あきらかにipod touch病である.最近では,Let's NOTE R6の液晶にもタッチしそうになっている.おそるべし,ipod touch病.

2007年3月 9日

医師向けのPodcast番組

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医師向けのPodcast番組 のリストがAppleMedicalで紹介されています。ここには麻酔科関連のものは出ていないのですが、以前にも紹介しましたが、St. Louis Universityが提供している、Grand Roundsがあります。私のところ(msanuki.biz)にも初期研修医向けpodcastはあります。

2007年3月 2日

麻酔と救急のためにWindowsMobile

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最近PalmやCLIEが入手しにくくなったせいか、「麻酔と救急のために」のWindowsMobile版の開発予定をたづねられることが多い。現在のところ、開発予定はあるが、開発のための時間がとれない。いずれ出さなければならないと思う。今年の日本麻酔科学会のソフトウェアコンテストには少なくとも出品していないので、
それ以降になるのは確実。開発を始めればすぐなのだが、ちょっと予定が立たないのではっきりとしたことはお答えできません。ごめんなさい。

2007年2月21日

偶然の一致?

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アルチバ発売記念講演会で山陰先生のプレゼンがkeynoteでおこなわれ、spotlightのテンプレートを使ったものだったそうである。実は、第7回ウインターセミナーで発表した金沢大学の坪川先生のテンプレートも同じものであったのだ。管理人は、ここにあることを知っていた。見た瞬間に、あれをつかったなと思ったが、本人にはだまっていた。実はこのテンプレートで、管理人の講演も行うように準備していたが、Windows版のoffice2007の新機能を紹介することになったので、Macintoshでプレゼンするのはやめにしたのであった。偶然は重なるものである。

2007年2月20日

ニセコ五色温泉

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第7回麻酔科学ウインターセミナーが終わって,”北の達人”の案内でニセコの五色温泉に訪れた.私と”上方の師匠”の3人である.この,五色温泉,昔は秘湯中の秘湯だったらしい.スキーを履いていないと行けなかったところだったとのこと.今回は車で案内してもらったのだが,除雪はしてあるのだが雪深い道を通って行く必要があった.
露天風呂は,周りが3mほどの雪に囲まれていて,風情がある.この景色を見ながら温泉に入ると癒された気分になる.「来てよかった」と思えるところである.本当は,温泉ツアーと称して温泉のはしごをするつもりだったのだが,露天風呂に気分良く入って,1軒で満足してしまった.よくテレビでやっている日本の秘湯100選に入れても良いと思った.
"温泉みしゅらん”による温泉格付けでは,5つ星がついている.すごいところである.これからすこし,温泉について研究してみようと思う.さっき,Amazonで温泉教授の書いた「25点満点評価つき 温泉旅館格付ガイド」をポチッとしてしまった.

2007年1月28日

ウインターセミナーでの担当レクチャー

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今回のウィンターセミナーでは、「まちがいだらけのoffice」というレクチャーを担当する予定である。officeとは事務所ではなく、あのマイクロソフトofficeのことである。officeがバグだらけであることを解説するわけでもない。内容は、これまでに管理人が出会った(経験した?経験させられた?)、不思議な事例について解説を加えつつ、officeの本来の使い方を説明するものである。いまでも、手術室や病棟を歩いている(遊んでいるわけではない)と、特に看護師さんなどから呼び止められ不意に質問を受ける。解説していると、人が集まってきてミニレクチャーのようになってしまうことがある。それらを、ちょっと小出しにしつつ知っておくべき基本的事項をレクチャーにしようかなんて考えてしまった。この1/30(火)にはVISTAやoffice2007が発売になるので、新しい2007の機能で注目すべきものなんかもまとめようかと思っている。とくに、医師に役立つ機能を紹介する予定である。officeを何となく使ってきた。知ってるつもり。という方は必見である。短時間で、どれだけ「へー」と感心させられるかに挑戦する。20へー目標である。最終日(2月18日)の朝のレクチャーです。

2007年1月15日

ウインターセミナーのスキー検定

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今年も、麻酔科学ウインターセミナーではスキー検定が行われる予定である。おそらく2日目(土曜日の朝から講習、午後検定)ではなかろうか。管理人は、現在のところ術後4週目なので、主治医からファミリーゲレンデのみ滑走を許されている。はたしてあと1ヶ月でスキー検定が行われるゲレンデにいけるだろうか。ウインターセミナーは勉強も内容がディープであるが、課外活動もディープなので管理人は好きである。なんでも一生懸命やるというところがいい。

2007年1月14日

ニセコの秘湯

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再度、ニセコの話題である。ニセコといえばスキーであるが、温泉も有名である。前回(第5回)、ウインターセミナーがニセコで開催されたときには、秘湯ツアーに参加した。辺鄙なところにある温泉こそが、秘湯らしい。五色温泉鮎川温泉ニセコアンヌプリ温泉湯心亭雪秩父など魅力的な秘湯がたくさんある。ニセコの温泉を調べていて、ニセコWalkerという魅力的なサイトを見つけた。

2007年1月13日

ニセコのふじ鮨

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第7回ウインターセミナーが今年はニセコで開かれる。ニセコといえば、ここのところオーストラリア人であふれかえっている。前回、ニセコで開催されたときには、行きつけのふじ鮨が、オーストラリア人に占拠されていて入れなかった記憶がある。今年こそは、ぜひ再度、ふじ鮨、奪還である。1週間前から、いや1ヶ月前から予約しておけば大丈夫だろうか。この、ふじ鮨で第1回麻酔科学ウインターセミナーのときに、麻酔科学パソコンセミナーの準備委員会が開かれ、翌年からパソコンセミナーが始まった。管理人にとっては思い出の深い場所である。なんとしても奪還である。

2006年12月 9日

第3回JB-POTの結果など

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「2度あることは3度ある」でなくて「3度目の正直」となって、まずは良かった。何よりJB-Potterの証であるバッジが手に入ります。
さて今回の管理人の成績ですが,総合得点62points(筆記56.7points,ビデオ67.2points)で36位、ぎりぎりの合格です。108名が受験して52名(48.1%)が合格です。
合格基準は、今回もビデオ問題60%以上かつ総合で60%以上でした。結局、筆記は3回とも成績の伸びはありませんが、ビデオは1回→2回→3回で約10ポイントずつ伸びています。結局、ビデオ問題がカギということですね。エコーの試験ですので、当然ですね。
ちなみに,管理人の第2回(2005年)の成績は,171名が受験し103名が合格(60.2%),総合得点58.3points(筆記58.0points,ビデオ58.6points)で128位(不合格)でした.合格基準は平均点 60%以上かつビデオ問題60%以上でした.第1回(2004年)は280名が受験して125名が合格(45%)、総合得点は56.9points(筆記64.3points、ビデオ 49.4points)で166位(不合格)でした.第1回は,確か総合点が60%を超えていれば合格だったような気がします.
さて,来年以降ですがスキルを維持するために,できる限り受験をしたいと思っています.また,春夏のエコー講習会にも行きます.内容別問題回答率もついていますので,これを参考に来年の受験対策を行いたいと思います.
今年からは全受験者の得点分布図がついてきました.できれば,年齢別分布や専門施設/総合病院別分布などもあるとうれしいです.おじさんやおばさんは通りにくいのかなー.管理人はおじさんです.これは非公式に情報を集めた方がおもしろいですね(笑).でも,公開してくれる人がいないかな.

2006年12月 8日

手術終了

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本日、全身麻酔(TIVA-TCI)での手術が無事終了しました。現在のところ経過良好です。麻酔科医は入院先の麻酔科部長+我家のもう一人の麻酔科医です。もう一人の麻酔科医には、手術直前にTIVAtrainarで予習をしてもらい細かい指示を与えておきました。ほぼ満足のいく麻酔だったと思います。これはいずれどこかで報告します(電子記録の麻酔チャートも手もとにありますし、手術中の風景の写真もあります。術中DVDも頂けるそうです。)し、依頼原稿も大歓迎です。手術も問題なく終わっています。全麻挿管だったのですが、病棟帰室後、約1時間で飲水、その30分後には常食(大)を完食してしまいました(おなか動いています)。気分も悪くありません。いま、ブログもかけていますし、先ほど家から届いたLiSA12月号も読めてしまいます。すごく頭もからだもすっきりしていて、英語の論文も読めてしまいそうな勢いです。ただ、今、下腿に静脈血栓予防の加圧ポンプがつながり、尿道カテーテルがはいっており点滴が左手につながっている、そして創部のドレーン+SBバッグと術後の安静のためにベッドからは移動できません。明日は歩行可能です。TIVAすごいですね。(国立循環器病センター麻酔科)内田先生のPalmacokineticsのリアルタイムシミュレーションをみながら、フェンタを術前の管理人のほぼ指示通り(ほんのちょっとすくなめですが)に投与してくれました(プロポフォールはTCIポンプ)。我が家のもう一人の麻酔科医がPalmacokineticsをふだんから使っていてよかった。内田先生がPalmacokineticsを開発してくれていてよかった。感謝(256乗)です。まわりでみていた他の麻酔科医はそんなに沢山、フェンタいれて覚めるのという心配そうな様子だったのですが、プロポフォールを切るとすぐに覚醒し、「すごい」と驚きの言葉が覚醒した管理人の耳にも聞こえてきました(管理人がフェンタがたくさん必要な特異体質ではありませんよと言いそうになりました。いけない、いけない。それぐらいすっきりさわやかでした)。
手術と麻酔の結果も良かったのですが、もうひとつうれしい知らせがありました。JB-Potterになりました。先ほど、持ってきてくれた郵便物の中に日本周術期経食道心エコー認定委員会の封筒がありました。(続きは次の記事で...)

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2006年12月 7日

からだであそぼ

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NHKのこども向け番組で「からだであそぼ」Wikipediaの解説)という番組がある.昨日,はじめて見た.というかワンセグで録画したのを見た.昨日の放送では,テニスの松岡修造が小学生にテニスの身体の使い方を教えるコーナーがあった.どんな状況でもボールを打てるようにするトレーニングである.まず,マットで前回りをした後,置いてあるラケットをもち,出された玉をうち返す練習.つぎに,後ろ向きになっている小学生が,前を向いたとき,表示されているカードの色を答えてから,出された玉を打つ.このカードがどこにあるか振り返ってみるまで判らない.自分の真後ろにあったり,ネットの裏の低いところにあったり,カードを持った松岡修造が動き回ったりする.振り向いてその色を答えてから,飛んできた球のところに行ってラケットを振るのだ.さいごに,簡単な足し算,引き算をだして答えてから出された玉を打つ練習.極めつけだ.どんな状況でもというのは,こういうことなのだ.とっさに判断する,とっさにバランスをとる,キチンとした位置でうつという神経系のバランスや動揺しない精神力も鍛える必要があるのだ.どんなスポーツでも,うまくなるためにはこの課程を必要とする.テニスに限らない.また,医療の臨床現場でも同じである.医療の場合,患者側の要因や社会的要因が加わるためにすべてではないが,少なくとも医療者側のスキルはどんな状況でも対応できるというところまで上げておくのが理想である.そのためには,トレーニングである.どんなに医療機器が進化しても診断能力が進化してもスキルが上がっていなければ,プロフェッショナルとは言えない.どんな状況でも対応できるようにするためには,同じように見えることでも何度もくり返してさらに目標を上げて飽きずにくり返しトレーニングすることが必要である.テニスの場合,球を打つ瞬間だけといえば,ごくごく短いシーンだが,その短いシーンのために,”どんな状況でもキチンと打てる”というスキルを身につけなければならない.松岡修造のトレーニング法を麻酔科研修にも取り入れてみようかな.

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