2006年6月30日
2006年6月29日
MBTでフィットネス
新シリーズのMBTで,通勤してわかったのだが,勝手にローリングしてしまうような構造になっている.特に,旧モデルに慣れている方は,足にターボチャージャーがついたような歩きになる.ずいぶん歩きやすい.
このことと関係あるかどうかはわからないが,どうも海外ではフィットネスプログラムがあるようだ.新シリーズに付属していたDVDでも,日本でもフィットネスプログラムを近々始めると言っていた.
一足早く,どのようなものかを見てみたい方はスイスマサイのホームページからダウンロード(オンラインコース)してみてください.左側の動画再生にはウィンドウズメディアプレイヤーが必要です.
右側のコースは、これまで歩き方を科学的に理解しようとしてきた方には大変参考になります(こちらは、そのままホームページ上でもごらんになれます)。MBT恐るべしです。ここまで研究しているとは。
BMI
BMI(Body Mass Index)の計算方法をご存知だと思います。
BMI=体重(kg)/(身長(m)×身長(m))
BMIの理想体重は22ですので、BMIでも増加率を計算できると思います。たとえばBMI29では、(29-22)/22=0.32で32%増となります。ちなみにJSA麻酔台帳では,肥満は+30%以上,やせは-20%以下を術前問題点のところで記入するようになっています.
「BMIに%なんかつかないぞ」と思われた方.上記の方法で,増減率を計算してください.
BMIでの理想体重は 22 という数値は覚えておくべきですね.
2006年6月28日
くつひもストッパー
2006年に発売された新シリーズMBTのSPORTSモデルには、くつひもストッパーがついておらず、非常に靴紐を結ぶのがめんどくさい。そこで、通販でエバニューのくつひもストッパーを購入してみた。装着すると写真のようになる。実際にMBTに付けてみたのがこの写真である。左が旧モデル、右が2006モデルにくつひもストッパーを付けたものである。いずれも同様の使い勝手で、非常に気に入っている。
麻酔科後期研修説明会(1)
2006年7月15日(土)
東京女子医大麻酔科 後期研修説明会が開催されます.なんと丸の内のフォーシーズンズホテルです.
会場の選定では,地方からの参加も十分に配慮していますね.
管理人も行ってみたい.
麻酔科後期研修のジオログ が立ち上がっています.URLもしゃれています.morton1846です.COOLです.
東京女子医大麻酔科の後期臨床研修医説明会のブログです.
2006年6月25日
麻酔科医の分類
世の中には、ずいぶん違った印象の麻酔科医がいることにお気づきであろう。多くの場合、その年代や育った環境により分類可能なのではないだろうか。
第1世代…麻酔科黎明期(日本では外科から麻酔科が分離した頃) 1960年代後半?1980年頃
第2世代…模索&挑戦期 1980年頃?1990年代後半
第3世代…専門性獲得期 1990年代後半頃?現在
第4世代…付加価値の時代 これから
私は第3世代の麻酔科医だと思っている。右側に書いた年代は、おおまかなもので、要はその時代に麻酔科医になったという意味ではない。同じ時代に研修したと思われる麻酔科医でも、明らかに第2世代の麻酔科医がいる。その意味は各自考えていただければよいが、もっと進化すれば自分自身は第4世代となることが可能だと思う。進化し続けるためには常に新しいことを受け入れようとする態度とそれに対応する自己研鑽が必要だと思っている。
ちょっと意味深だが、現在でも第2世代にとどまっている麻酔科医に教育を受けると、第2世代以上にはなれないのではないだろうか。
ここで言う、第3世代というのは専門医/指導医の資格を持っているということではなく、実際にその実力を維持、スキルアップしつづけるという意味である。
専門医/指導医の資格を持っているだけの麻酔科医は、この分類では第2世代に分類される。
この分類は、msanukiの麻酔科医分類(MJA分類2006)とでも名付けようか。
麻酔科サマーセミナーとMBT
6/23(金)から麻酔科学サマーセミナーで宮古島にきています。ここでもMBTを履いている麻酔科医を見かけました。もちろん管理人もサンダルタイプのMBT履いていましたが、管理人以外にも3人発見しました。なんと、前回紹介した白にオレンジのラインのスポーツタイプM.Walk Orange(白にオレンジのライン)を履いている麻酔科医がいました。情報に敏感な麻酔科医です。
アンテナが高いということは、麻酔科医に必要な資質だと思います。
2006年6月18日
msanuki.bizに術前説明ビデオ登場
msanuki.bizに術前説明ビデオを追加しました。PODCASTでは、フルサイズ(320×240)のものがダウンロードされます。サイト内のリンクをクリックして再生されるQuickTimeは160×120になっています。このビデオは、以前、勤務していた病院で管理人が作成したものです。現在でも、術前診察の前に患者さんに見てもらっているものです。2000年に作成したものであるので看護師のことを看護婦と表現していますが、それ以外は問題ありません。このビデオのフレーズから使えるものを自分のものにしましょう。
2006年6月17日
新シリーズのMBT
今日、MBTの新作モデルを履く機会があった。これまでのものに比べると、一見してわかるのが、デザインが洗練されてきた。以前は、ドイツ人が作ったのだから仕方ないと思っていたが、今回のはちょっとよい。色遣いも良い感じ。WOMENモデルであるが、M.Walk Orange(白にオレンジのライン)なんかは、人気が出るのでは。
ちょっと見ではわからなかったが、履いてみると立つ位置が前に移動している。ヒールセンサーの大きさも内側と外側では異なっている。靴の先端は、新作の方がUPがきつい。立つ位置が前方に移動していて、ローリングすると(勝手にローリングしてしまう)、前に大きく倒れる様な感じになる。以前のモデルは、ローリングできるようになるのにちょっと時間を要したが、NEWモデルでは、勝手にローリングしてしまう。ソールのパターンが変更になっており、エッジが強化されている。
M.Walk Blackを注文してしまった。従来のものはきちんとトレーニングをしたいときに、新しいものは歩き方を定着させたいときに使えばいいのかな。いずれにしろ、2種類のMBT、今後も歩くことを楽しませてくれることは間違いない。
2006年6月16日
今日から実践できるTIVA
TIVAをより理解できる、現在もっともクリアカットな麻酔の参考書です。TIVAだけでなく、麻酔の本質から理解させてくれます。後期研修医にも是非読んでほしい本です。超オススメです。
◆今日から実践できるTIVA(真興交易医書) Amazon YahooBooks
2006年6月12日
臨床研修修了後の進路は?
「臨床研修修了後の進路は?」という記事が,週間医学界新聞の第2686号 2006年6月12日に出ています.小児科,麻酔科は志望者が増え,産婦人科は微増,臨床研修の前後で進みたい診療科を変えた者は35.8%,変えた理由として「研修して興味がわいた」という回答が71.4%あったということ.これらは中間報告で,最終報告は今年の夏にまとまる.
2006年6月 8日
日本麻酔科学会ソフトウェアコンテスト回想
「研究者のための文献管理PCソリューション」の著者紹介欄に、日本麻酔科学会ソフトウェアコンテストで10回、優秀賞以上を獲得したら引退すると書いていたが、なんと今年のソフトウェアコンテストで10回を達成してしまった。しかし、そのことに気づいた審査員長に「引退は許しません」宣言をされてしまった。また、次の10回を目指して地道にがんばろうと思う。さて、日本麻酔科学会ソフトウェアコンテストを振り返ってみると、1991年の第38回日本麻酔学会(大阪市:藤森会長)が第1回で、毎年1回開催されてきたので、今年の第53回日本麻酔科学会で第16回になる。
管理人の成績は
最優秀賞(グランプリ) 1回
優秀賞 9回
社会賞 2回
ユーモア賞 1回
アイデア賞 1回
Palm実用賞 1回
カタボン賞 1回
努力賞 8回
で、全部で24作品エントリーしたことになるので、2回に1回は、1つの学会に2作品出していたことになる。
社会賞の1回は、SaveRavonalの全記録(CD-ROM)で「麻酔ディスカッションリスト一同」としていただいたものである。もう1回の社会賞は、「JSA麻酔台帳」である。グランプリは、2001年で「個別対応麻酔説明ビデオソフトウェア」、優秀賞は「麻酔メモ」「RT」「ASA-OS」「気管挿管事前学習サイト」などである。
2006年6月 4日
msanuki.biz
麻酔科研修支援サイト msanuki.biz を立ち上げました.第一弾として,初期研修医のために気管挿管事前学習のできる動画をupしました.ホームページでもQuickTimeがあれば閲覧可能です.また,iTunesがあればPodcastのアイコンをiTunesのpodcastingにドラッグ&ドロップすることで音声付きの動画をダウンロード可能です.iTunesに取りこんだものは,当然,ビデオの見られるiPodに入れて持ち歩くことができます.