プレゼンのトレーニング
管理人が、プレゼンのセンスを磨くトレーニングとして自分で行っていることは、うまい人のプレゼンを聞く(聞くだけでなくその様子を観察して分析することが大切)ことである。
リズム感(間のとりかた)がたいせつ。反応を見て対応する(内容を変えるのではなく、リズムを調節する)ことが大切なのである。
最近の研究対象の手本は落語である。落語は究極のプレゼンだと思う。スライドなどは一切使わず話と身振り手振りのみで、聴衆を引き込む。場の雰囲気をつかむ、反応を見て調子を変えるなど、語り口が変化するのがおもしろい。実際の寄席には数回しか行ったことはないが、噺家さんが、どういったところで、間を取るかということが勉強になると思う。その落語を聞いてどう感じるかという、聞き手の感性も大切であることは言うまでもない。
ストーリーの組立は序破急である。序はただの導入部ではなく、ここで、本論の前振りとなる内容を興味深く抑揚をつけて話し始める部分。破は、本論のぶぶん。急は結論の部分で、話しの要点や目標などを手短にまとめて終わる。ここは、急であるので一工夫が必要である。
次におすすめするのは、ジョブズのプレゼン、プレゼンテーションzenである。
これらは、視覚で訴えるものを最大限に利用しつつ、しゃべりを重視する。リズム感が必要なことを体験、実感できればプレゼンは変わると考えている。
■スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン―人々を惹きつける18の法則(amazon)
■プレゼンテーションZen(amazon)
■落語から学んだプレゼンテーションのコツ エコロジロー(システムブレーン)
■落語について(お笑い環境士 エコロジロ-のページ)
■明治大学でプレゼンに役立つ落語講談講座ができるという(笑生 十八番ブログ)
■PowerPointを使うとプレゼン力がつかない(とうごろく)